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連日のように取り組んでいるグラウンド・ゴルフ、生涯スポーツとして開発されたニュースポーツである。
もっとも、世に出てから既に37、8年経っている。
グラウンド・ゴルフには、審判員のいないスポーツ、自らが審判員でありプレーヤーである。
生涯スポーツの極みであるグラウンド・ゴルフ、そこには立派な理念が掲げられている。
そのごく一部を抜粋すると次のように記載されている。
『年齢、性別、障害の有無に関わらず、すべての人が、いつでも、どこでも、だれでも楽しみながら、しかも生涯を通じて行うことのできるスポーツなのです』
『プレーの結果として勝つことに楽しさを感じることは当然ですが、それ以上に、結果に至る過程が大切にされ、プレーヤー同士の交流や触れ合いなどがとても重視されます。しかし、勝つことだけが目的化すると、ごまかしたり仲間のプレーにクレームをつけたりするようになり、当然のことですが、良好な人間関係をつくっていくことはできません。プレーの過程における交流や触れ合いを今後とも大切にしたいものです』
『自らを律することができなければ、グラウンド・ゴルフをする資格は無いといっても過言ではありません。グラウンド・ゴルフは、自分自身がプレーヤーであり審判員なのです。
フェアプレーやグッドマナーを心掛け、楽しく気持ちの良いプレーをしたいものです』
フェアプレーやグッドマナーを心掛け、楽しく気持ちの良いプレーをしたいものです』
ところが、勝つことだけが目的化したプレーヤーも多い。
ある日、1打100円でやろう・・・などと云う人もいる。
まさに生涯スポーツを愚弄する行為である。
誰それに何打で勝ったとか、勝つことだけに目がいっているプレーヤー、その後期高齢男性が、16人で2組(8人)に別れてプレーをしていた。
当方もその内の1人。
すると、次は5人、5人、6人でやろう、練習にならないから・・・と。
当方は、8人前後で和気あいあいとプレーすることの方が楽しいと思っている。
そのため、練習には一打、一打を大切にすることがいい・・・と、云った。
つまり、小人数に別れて勝ち負けのみのラウンドを重ねても、練習にはならないと思っているためである。
自らの目的意識を持ちながら、一打、一打に取り組む方がベターと思っている。
ところが、そのようなことがあった翌日から、その後期高齢男性は姿を見せないようになった。
どうやら、当方を避けるようにしているらしい。
思いもよらない、些細なことが諍いの元になるものか。
ビックリ。
つまり、グラウンド・ゴルフの理念も分かっていない、さらに生涯スポーツと競技スポーツの違いも分かっていない御仁のようである。
困ったものである。
先日のこと、いつものコースにその御仁が再びやって来るようになったが、どうもしっくりこない気まずい状況にある。(夫)
[追 記]~生涯スポーツと競技スポーツの違い~
生涯スポーツは、健康づくりや社交の場を目的として「生涯を通じて、いつでも、どこでも、誰でも」親しめるスポーツのことをいいます。
一方競技スポーツは、スポーツ技術や記録の向上を目指し、人間の極限への挑戦を追求する選手のスポーツということができます。競技スポーツの最高峰といわれる国際大会はオリンピック・パラリンピック、生涯スポーツの最高峰の国際大会はワールドマスターズゲームズがあります。
競技スポーツは相手や自分との勝負に「勝つか負けるか」が主な目的になります。勝つために努力をし、見ている人に感動を与えます。
生涯スポーツはスポーツを行うこと自体に目的があります。そのためワールドマスターズゲームを始め生涯スポーツの大会でも勝敗はつきますが、スポーツを行うこと自体が生涯スポーツの最大の目的になるため、競技スポーツとは異なることがわかります。
(出典:公益財団法人長寿科学振興財団 公式 HP抜粋)
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