咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

運転免許証自主返納

2020-02-18 20:44:10 | 日記

[ポチッとお願いします]

 昨今問題になっている高齢者による自動車事故。
 ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故。
 逆走運転による事故。
 このように考えられないような事故報道が多数あり、取り返しのつかない人身事故になることもある。
 
 そのような事故が報道されることで、高齢ドライバーの運転免許証自主返納も促されている。
 
 これまで元気にグラウンド・ゴルフに出かけられていた高齢の夫婦、ドライバーの夫が体調を崩されたことを機会に車を廃車し、運転免許証も自主返納されたとか。
 すると、体調が回復されるも行動範囲が制約されて、一気に老け込まれたとの話を聞いたこともある。

 公共交通機関の少ない地域では、マイカーのないことは致命的なことでもある。
 そのため、少々の無理をしながらも運転をし、自主返納はまだ、まだ先のこと・・・と、思っている高齢者は多いであろう。
 
 ところで、アルツハイマー型認知症と診断され投薬治療を続けている家内、来月が運転免許証の更新時となっていた。
 40数年前に運転免許を取得し、マイカーで飛び回っていた。
 数年前から行く先が分からないこともあったらしい。
 そのため、2年前から我が家も車を1台にして、当方が横にいない限り運転をさせないようにしてきた。
 
 運動神経はとてもいいから、運転技術の衰えはなかったが、病が病なのでいずれ免許証の自主返納をと促していた。
 そして、次回更新時に自主返納させようと以前から考えていた。
 先日、運転免許センターへ共に出向き運転免許証とお別れをさせた。

 その時、当方に一抹の寂しさが漂ってきた。
 運転免許経歴書を申請し、今ではそれが家内の身分証明書になっている。
 1割引きでタクシーに乗車できること、当方と一緒に乗車でも同様の扱いとなること。
 家内と共にガソリンスタンドに出向き、マイカーに給油すると1Lあたり2円引きになること。
 この2点の特典があるとか。

 ところで当方までもが、自主返納する頃には行動範囲が制約されて、寂しい生活となるであろう。
 いつか、来るけど。(夫)
 
下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする