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咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

壮絶・八重の桜「会津戦争」・・・終結

2013-07-25 21:10:20 | レビュー
 長らく放送されていた会津戦争の模様、戦いもいよいよ終盤へと向かって最後は降伏への道を選択せざるを得なくなった松平容保の苦悩が描かれていた。

 徳川幕府の楯となって、最後まで戦った会津藩。賊軍の汚名を着せられたままで、決して終わることはできないと戦い抜いた会津魂の家来たち。さらに女や子供たちまでも・・・。

 前半のクライマックスとなった大河ドラマ「八重の桜」。同ドラマの制作者たちは、負け組の側の論理を実体験のように克明に表現していた。そのため、2ヶ月半以上にわたる番組編成で、会津戦争の導入部分から、敗戦するまでの様子が視聴者である当方らにもよく伝わってきた。

 思わずのめり込んで見入ったことで、一筋の熱いものが流れ落ちるシーンも・・・多い。

 そのため、今回のドラマづくりとしてある意味成功したものと思いたい。

 先日放送分の「鶴ヶ城開城」、1日に2000発以上もの砲弾が撃ち込まれたとのことで、その雄姿は見るも無残な姿に表現されていた。その当時の実際の写真の如くCGで再現されており、一昨年の東北大震災で被災された多くの東北人にとっても、思わずこみ上げるものがあったのではないであろうか。

 新政府軍による執拗なまでの砲弾の雨嵐の中、遂に大殿・松平容保の重たい決断の時がやってきた。新政府軍に下って、鶴ヶ城が引き渡されることとなった。

 女性たちが寄せ集めの白布を縫い合わせてつくった大きな白地の旗、その旗には大きな文字で・・・「降参」の二文字。その旗の文字が、何とも痛々しい・・・。

 一方、気丈夫なまでの主人公・八重の姿に、その言動と行動力に勇気づけられることも多いドラマである。

 会津戦争に敗れ、失意の旧会津藩の人々、新たな地で朝敵の汚名を雪がんと行動するとか・・・。また、主人公八重がこれからの新たな人生をどのように生き抜くものか、ますます、興味も深まる後半のドラマ展開も楽しみになる。(咲・夫)


(福島県が観光PRに力を入れる・・「ふくしま八重隊」)

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