咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

距離が長かったのか・・・フミノイマージン

2012-10-09 22:46:33 | スポーツ
 今年1月に放送されたNHK土曜スペシャルドラマ「とんび」が、7~8日の夕方2日間にわたり再放送されていた。当方のブログにこのドラマのことを掲載していたもので、またしても多くの人たちにご覧いただいたようである。

 このドラマは、秀逸の作品であったから、再び多くの人たちの涙を誘ったことであろう。

 ところで、3日間競馬の最終日。京都競馬場で開催された重賞レース「京都大賞典」、当方イチオシの追っかけ馬・フミノイマージンは、4コーナー奥のポケットからスタート。それほどいいスタートではなかったが、後方3、4番手から折り合って追走していた。

 向正面から3コーナーの坂にかけて大外から徐々に押し上げて、4コーナーから直線に向くと勝ち馬のメイショウカンパクと馬体を併せるように先団へ上がってきた。中団から追走していたギュスターヴクライは、内にコースをとって直線に向くと早めに先頭に躍りでて、ラチ沿いを単独でゴールを目指していた。

 中から、久々のオウケンブルースリが伸びてくるが、直線半ばから思うように伸びない。そこに大外から馬体を併せるように内にローズキングダム、中にフミノイマージン、外にメイショウカンパクの3頭がやって来た・・・中のフミノイマージンは両サイドの馬に挟まれる窮屈な状態。

 すると、大外のメイショウカンパクの脚いろが明らかにいい、ローズキングダムが遅れ、フミノイマージンがメイショウカンパクに食い下がっている・・・。

 ゴール前、この2頭がやって来たことで、内のオウケンブルースリの闘争心を煽(あお)ったのか、二の脚を使って渋太く伸びる。最内のギュスターヴクライは、離れた外のメイショウカンパクとオウケンブルースリに交わされて、フミノイマージンとの3着争いとなった。

 結果、大外からメンバー2番目タイの34秒9の末脚で懸命にメイショウカンパクに食い下がったフミノイマージンは、34秒6の末脚のメイショウカンパクに0秒1差と離された4着に入線した。

 うーん、思わずため息の当方

 戦前、この2400㍍の距離について、フミノイマージンには少し長いかもと懸念する競馬評論家諸氏の言葉がよみがえった。夏を2度使われてきた同馬、最終追いなどは、陣営も明らかに前走以上との高い評価であったが、直線残り50~100㍍あたりで脚いろが鈍っていた。

 ところで、メイショウカンパクは初重賞制覇で、鞍上池添謙一騎手のJRA通算800勝に花を添えた・・・この日の池添騎手の800勝は10レースで達成かとも思って狙ったが、メインレースであったとは。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 メイショウカンパク 池添謙一騎手
 「後方で無理しないで、馬のリズムで走らせました。自分から動いていくと集中力を切らすので、終いに賭けましたが、強い勝ち方でした。今後が楽しみです」

2着 オウケンブルースリ 浜中俊騎手
 「いつも頭を上げてハミを取らなくなるので、そうならないうちに今日は強気の競馬をしました。もともと力のある馬ですから、これが今後に生きてくるといいですね」

3着 ギュスターヴクライ 岩田康誠騎手
 「2コーナーでラチにぶつかってバランスを崩してしまい、馬を怒らせてしまいました」

4着 フミノイマージン 太宰啓介騎手
 「折り合いがついて、もうひと伸びできるかと思ったのですが……。前走より馬の具合は確実によくなっています」

5着 フォゲッタブル N.ピンナ騎手
 「内をぴったりと回って、ロスのない競馬ができました。坂の下りで加速していきましたし、復調の兆しを感じました」

6着 ローズキングダム 小牧太騎手
 「道中はいつもよりスムーズでしたが、3コーナーでギュスターヴクライの後ろをついていこうとしたのに、ついていけませんでした。これまで後方でチグハグな競馬をしていたので、今日はある程度の位置でレースを進めたのですが、勝負どころでの反応がいつもと違ってよくありませんでした」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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