桜の季節の新しい「さくらきんつば」・・・

金沢の和菓子、中田屋の「きんつば」を頂きました。
全国的にも結構名前が知られており、会社勤務時代
しんちゃんが東京に行くとき、良くお土産にいたしました。
しんちゃんも、きんつばは大好きなので、
頂いたときはほとんど一人で食べてしまいます。

今回頂いた詰合せを見て・・・えっ、新しい種類が入っている！
オーソドックスの小豆のきんつばは有名だし、
えんどう豆の「うぐいすきんつば」は１０年ほど前から発売されていました。
その横に、これは初めて見る種類だ。
（しんちゃんが知らなかっただけかな？）

早速あけてみると・・・なんときんつばの表面に桜の花びらが乗せてあります。
まさに、今から春に向けての穏やかな気持ちにさせてくれる色合い。
そして、これまでのきんつばに無い、桜の香がふわぁ～っと漂ってきました。
きんつばと桜の花びら、思いもよらない組み合わせです。

中田屋さんも、いろいろ時代に合わせて新商品を開発しているんですね。
しんちゃんも見習って、お客様の多様なニーズに合わせたお茶に関する
新商品を考えて行かなくちゃ・・・専門店ですものね。

調べてみると、このさくらきんつば・・・４月上旬までの限定販売だそうです。

思いをめぐらせながら、さくらきんつばをパクリ！
桜の花びらから漂う香りと、きんつばの味わいが絶妙！
これにはやっぱり、サッパリした芳ばしい香りの
「加賀棒ほうじ茶」が合いますね（ちょっぴり宣伝・・・笑）。

大好きなきんつばと、美味しい「加賀棒ほうじ茶」・・・・
あぁ～、シアワセ・・・の一時。

もちろんオーソドックスのきんつばが一番オススメですが、
うぐいすきんつばより、このさくらきんつばの方がしんちゃんは好きですね。

しんちゃんの店では、お茶と一緒にご注文いただければ、
金沢市内の和菓子を代理購入いたしまして、
お茶と一緒にお送りするサービスをしています。
（HPのバナーよりどうぞ）

金沢のいろんな和菓子を探してみては如何？

 

特急「日本海」ラストラン・・・また一つ時代が終わる！

昨日の夜、日本海側を走るブルートレイン、特急「日本海」のラストランでした。
今朝の地元紙（北国新聞）には、３００人のファンが押し寄せた・・・とか。

「日本海」は、４年前女将と二人で、青森まで乗車した思い出があります。
金沢駅を２２時前に発車して、青森には翌朝に到着です。

寝台特急（急行も）には、若い頃からいろいろと思い出があります。
人生の歩の節目節目で、利用していました。

初めて東京の秋葉原に遊びに行こうと、友人数人で、
夜行急行「能登」に乗り、当時の両面座席の硬いシートに
一晩語り合いながら乗ったこと。
その後も急行「能登」は東京との往復に良く利用いたしました。

３０代には、転勤で、友人に見送られながら寝台特急「北陸」に乗り、
翌日からの東京本社での仕事をあれこれ考えていたこと。

また、上越新幹線が開通する前の、上野～金沢間の昼の特急「白山」・・・・。
たしか６時間～７時間程度を要していたと思っています。
丁度雪の季節で、長野から直江津までの単線区間では、
電車の両面の窓が雪の壁に覆われていて、
まるで雪のトンネルの中を走っているようでした。
（ちょっと心細い気持ちでした）
それでも列車の長旅には、乗り合わせた乗客同士が会話しあう、
良い雰囲気がありました。

今回の「日本海」と「きたぐに」の廃止に伴い、
日本海側のブルートレインは無くなります。
（臨時では残るようですが）
あとは、トワイライトエクスプレスのみ。
ちょっと手軽に・・・とは行きませんね。

昨日は、金沢駅に見に行きませんでしたが、
今日金沢駅のキオスクで、
日本海グッズを思い出に買ってきました。

またひとつ、日本人の心の風景が消えていきますね。