特急「日本海」ラストラン・・・また一つ時代が終わる！

昨日の夜、日本海側を走るブルートレイン、特急「日本海」のラストランでした。
今朝の地元紙（北国新聞）には、３００人のファンが押し寄せた・・・とか。

「日本海」は、４年前女将と二人で、青森まで乗車した思い出があります。
金沢駅を２２時前に発車して、青森には翌朝に到着です。

寝台特急（急行も）には、若い頃からいろいろと思い出があります。
人生の歩の節目節目で、利用していました。

初めて東京の秋葉原に遊びに行こうと、友人数人で、
夜行急行「能登」に乗り、当時の両面座席の硬いシートに
一晩語り合いながら乗ったこと。
その後も急行「能登」は東京との往復に良く利用いたしました。

３０代には、転勤で、友人に見送られながら寝台特急「北陸」に乗り、
翌日からの東京本社での仕事をあれこれ考えていたこと。

また、上越新幹線が開通する前の、上野～金沢間の昼の特急「白山」・・・・。
たしか６時間～７時間程度を要していたと思っています。
丁度雪の季節で、長野から直江津までの単線区間では、
電車の両面の窓が雪の壁に覆われていて、
まるで雪のトンネルの中を走っているようでした。
（ちょっと心細い気持ちでした）
それでも列車の長旅には、乗り合わせた乗客同士が会話しあう、
良い雰囲気がありました。

今回の「日本海」と「きたぐに」の廃止に伴い、
日本海側のブルートレインは無くなります。
（臨時では残るようですが）
あとは、トワイライトエクスプレスのみ。
ちょっと手軽に・・・とは行きませんね。

昨日は、金沢駅に見に行きませんでしたが、
今日金沢駅のキオスクで、
日本海グッズを思い出に買ってきました。

またひとつ、日本人の心の風景が消えていきますね。