お食事中の方に申し訳ないタイトルですみません。
以前、チラッと書いた「蒼穹の昴」のお話です。
全4巻のうちようやく3巻まで行きました。
本なんて読む気になれば一気に読めるのですが、
何かと夏場は忙しくて、読書する時間がまとめて取れないので
ちまちまと読んでいます。
これは清朝末期の西太后が権力を握っていた時期の話で
主人公の春児は貧民の糞拾いの子として生まれ、
西太后の側近にまで上り詰めます。
1巻の最初の書き出しが
「糞拾いの子よ、汝は・・・。」
で始まるのです。
糞拾いってなんぞや?と思ったらば。
一日中馬糞?を探して歩いて、それを乾かして燃料にするのだそうです。
物知らずな私は、糞拾いなる職業があるのを知りませんでした。
というか、さんざん読書しているはずの姉も知らなかった!
それで、姉に糞拾いについて説明しながら、
なんで、糞が取り合いになるねん、とか話していたんです。
そしたら、横から母が口を挟んできました。
「昔はみんな(糞尿を)もらいに行ってたんやで。」
えええーー!?
マジですかい、母上様よ。
母によると、昔の農家は肥料として人糞を畑に撒いていたから
家の分💦だけでは足りず、いわゆる町の人の家まで行って
それを貰ってきて、肥溜めに入れていたのだそうです。
つまり、人糞はある意味、取り合いだったと。
母の実家は祖父が人糞を使うのを好まなかったので
母はそういうことをしたことがなかったそうですが
父の実家は長くそういうことをしていたらしい。
父上様、あなたもある意味糞拾い。
私も小説の主人公と同じく、糞拾いの子か。(なんのこっちゃ)
というわけで。
小説の話のはずが、衝撃の真実を聞かされたというお話でした。
まさに、事実は小説よりも奇なり。
あー、びっくりした。
子供の頃はまだ人糞が肥料として使われていたと思います。
下水道の整備と共になくなったのでしょうね。
究極のエコだとは思いますが、あまりそれを使った野菜は食べたくないですよね。💦
>昔中国には、馬糞拾いという職業があったんだ。
職業というよりは貧民が生きるためにやっていた
物乞いに近い行為だったのかもしれません。
日本は貧しくなったと言われますが
それでも普通にご飯が食べられる生活ができることには感謝しないといけませんね。
>糞拾いってなんぞや?と思ったらば。
一日中馬糞?を探して歩いて、それを乾かして燃料にするのだそうです。
ああ、そうなんだ。
昔中国には、馬糞拾いという職業があったんだ。
知りませんでした。
>母によると、昔の農家は肥料として人糞を畑に撒いていたから
家の分💦だけでは足りず、いわゆる町の人の家まで行って
それを貰ってきて、肥溜めに入れていたのだそうです。
つまり、人糞はある意味、取り合いだったと。
そうなんだ。
これも知りませんでした。
昔の農家は大変だったんだ。