さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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傷病手当金について

2008年08月01日 14時31分17秒 | 医療費のしくみなど
病気等で長期間仕事を休んでお給料が出なくなった時に、健康保険から傷病手当金なるものが支給されるようになっています。

傷病手当金は私傷病で会社を欠勤して4日経過した場合に支給されます。
(医師の証明書が必要)
欠勤が条件ですから、お給料が支払われている間=有給休暇の間は出ません。
金額は1日あたり、標準報酬日額の3分の2。
標準報酬日額を大ざっぱに言うと、一ヶ月の給料を30で割ったものに近いです。

会社を退職した時に傷病手当金を受けていれば退職後も傷病手当金を受けはじめてから1年半の間は標準報酬月額の3分の2を貰うことができます。
簡単に言えば、退職後も給料の3分の2を貰えます。

3分の2といえば、失業保険より多い金額です。
ですから、体調不良で辞めた場合は雇用保険の受給延長申請をしておいて傷病手当金を期間いっぱいもらい、その後失業保険を貰うようにすればかなり長い間仕事をせずともお金が入る、となっています。

なお、この傷病手当金は昨年4月より健康保険の任意継続者には支払われなくなりました。
なので。
辞めるつもりの会社であってもまずは休職して傷病手当金を貰うべきです。
膵炎は体調が戻るまでに時間がかかりますから、これはとても大事です。
休職してから退職すれば引き続き傷病手当金が貰えるのです。
でも、休職せずに退職すると、失業給付のみ。

任意継続とは二ヶ月以上被保険者資格があれば、退職後2年間はそのままの保険を継続できるものです。
ただし、会社が負担していた分も個人負担になるので保険料は概ね倍です。
任意継続と国保とどちらが安いかは人によるのでなんともいえませんが、扶養家族の多い人と収入の多い人は任意継続の方が安いです。


国の制度は聞かない限りは誰も教えてくれません。
知ってトクすることはしっかり覚えておきましょう。
ちなみに私はこの制度を使わずに損をしました。
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