さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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宝塚宙組公演を見てきました

2006年04月20日 22時03分31秒 | 宝塚
正しくは、本日二回目の観劇になります。
水さんが組替えになって以来、宙組を見ることはもうないだろうなんて思っていましたが・・・今日見て、もう一回見てもいいかな、と思ってる自分が不思議ですわ。(笑)
今回の公演は和央&花總コンビのサヨナラ公演。
和央さんはいつか辞める時が来ると思ってたけれど、花總の退団公演をこの目で見られる日が来るとは・・・と感慨深いです。
いやいや、この件については以前も書いた気がするのでよしましょう。

さて、今回のお話は東宝ミュージカル『エリザベート』や『Mozalt!』の演出でもおなじみの小池先生の書き下ろしに、ブロードウェイミュージカル『ジキルとハイド』の作曲で有名(らしい(笑))ワイルドホーン作曲によるもの。
・・・と、プログラムに載ってそうな宣伝文句だな(笑)
とにかく、前置きだけでなんだか期待できそうな内容だったので、見に行ったわけですよ。

『エリザベート』のように歌で綴っていくミュージカルのため、歌詞をきちんと聞き取っていないと話についていけないし、日本人に馴染みの薄いスペイン内戦を描いているので、初見ではかなり難解で理解しづらいし、宝塚とは思えない地味な舞台でした。
しかし。
宝塚でここまでやれるのか!と感動を覚える緊迫感のある充実した舞台になっていました。
勿論、主演の和央さんの力量も大きいけれど、なによりコーラスが素晴らしい。
まるで、出演者が華やかになった劇団四季のよう。←なにげに暴言
小池先生のお話はいつもつじつまがあわない部分があったりするんですが、今回はさほど気にならず、この先生の演出力はやはり卓越してるなあというのと、出演者の使い方が上手いなというのを感じました。これぞ座付き作者です。
何より、花總が年相応の役で、しかも出番が控えめなのが良かった。(笑)
逆に和央さんは出突っ張りで、紫城るいちゃんとのからみも結構あったし、宝塚らしくはないけれど、良い作品で辞められたんじゃないかなあ・・・。
昨年末の怪我の後遺症で仕方ないけれどダンスは殆どなし。
それでも、前回の3日の観劇日は見ててかなりハラハラしたんですが、今日は全く危なげなかったし、かなり元気そうでした。
逆に前回は相当無理して舞台にたってたんじゃないのかしら。
サヨナラだから休演するわけにはいかないけれど、トップさんは本当に大変。
この公演は初舞台生のお披露目公演でもあるのですが、それをみながらワタクシは和央さんの初舞台を思い出してしまいました。
彼女は当初から目立っていたせいか、ラインダンスの先頭だったんですよね。
あれから18年?月日が流れるのは早いなあ・・・(遠い目)

二番手の大和悠河さん。華やかな容姿が闘牛士の役にぴったりでした。
彼女は現役のスターさんの中では水さんと1.2を争うオンチ(こらっ)とワタクシは思ってましたが、今回のようなミュージカルだとごまかしがきかず予想以上に大変なことになってました。(笑)
水さんの音痴はまだ可愛いものですわ。タニちゃん、アナタはすごい。(笑)
特にお芝居が終わって、フィナーレナンバーへの導入となる主題歌の歌唱指導の場面は、あまりに大音量な音痴に涙もひっこみそう。
しかし、水さんファンとしては
『あ~この作品に出てなくて良かった!』と真剣に思いました。(爆)
水さんといえば、前回のワタクシの観劇時に偶然観劇にこられてたんですが、最後すごく泣いてらして、色々思うところがあるんだろうな・・・としんみりしてしまいました。

というわけで。
機会があればもう一回見に行こうかと思うほど私は結構ハマってますが、決して宝塚向きの作品ではないんですよね。
逆に宝塚宝塚してないところが良さかなとも思うので、甘い恋愛モードが苦手な方にオススメです。