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さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
当ブログのコメントは承認制になっています。

宝塚星組「黒豹の如く」

2015年02月17日 23時30分38秒 | 宝塚
柚希礼音さんのサヨナラ公演を見てまいりました。
『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!』
あまりにもチケットが取れなくて
致し方なくバスツアーをセレクトしました。
ここまでチケットの取れないサヨナラ公演って、
あんまり記憶にありません。
それだけ稀有なスターだったということでしょう。

レオンくんといえば、私が宝塚ファンに復帰してから
最初に見た85期初舞台生。
コムちゃんのブリーザが可愛かったわ。

あの頃から“将来のトップ候補!”と言われてましたが、
前評判を裏切ることなく結果を出し続けたのは
本人のたゆまぬ努力と謙虚な姿勢があってのことでしょう。

大大トップスターとなったレオンくんに対し
憧れというよりは尊敬の念を込めながら
最後の舞台を鑑賞いたしました。

お芝居の方は正直、ちょっと・・・いや相当な駄作
まー、サヨナラ公演には駄作がつきものですけど、
物語は進まないわ、何やってんだかわからないわ
照明に装置も地味だわで。
かなり退屈でした。
物語性の乏しい舞台をレオンくんが力技でなんとかした印象。
スペインが舞台なのに照明が暗すぎるのも何とも。
同じような時代のスペインものなら
『NEVER SAY GOODBYE』の再演のが良かったよーな気もします。
現実的かどうかはさておき。

ショー“Dear DIAMOND”は一転して、楽しかった。
ヤンさん振付のリベルタンゴの幕開きからワクワク。
藤井大ちゃん、サヨナラ公演続きでタイヘンだと思いますが、
毎回それなりのものを作り上げてるのは素晴らしいです。
二階席にレオンくんが登場した場面では
A席の段上がりだったのでハイタッチできました。
ラッキー。
水さまだって、舞台ではハイタッチできたことないぞー。

終盤にかけてのサヨナラ仕様の場面では
大きな大きな星が沈むのだなぁとしんみり。
終演後は万感胸に迫る思いで宝塚をあとにしました。
ここまでの巨星が現れるのは、次はいつでしょうね。
その時私は果たして宝塚を観てるのかどーだか。



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宝塚100年展

2014年09月11日 21時00分00秒 | 宝塚
兵庫県立美術館で開かれている、
宝塚歌劇100年展を観に行ってきました。

招待券を頂いたので、タダでございます。
ありがたや~。
私が知っているのは100年のうちの30年ほどですが、(笑)
懐かしく観賞いたしました。

昔の女優さんは綺麗だったよねー。
と感心しきり。
新珠美千代さん、淡島千景さん、八千草薫さん。
今の女優さんのようなお直し(笑)はなしで
本当にお美しい。
今は圧倒的な美貌を持つ娘役さんがいなくなった気がします。

今日は朝海ひかるさんのトークショーがあったので
そちらも見てきました。
きんさんこと朝峰ひかりさんの司会で
和気あいあいと楽しいトークでした。
退団理由はオスカルが出来た、というのもあるけれど
「下が詰まってましたから。」
に客席爆笑。
確かにねー。

元トップスター&トップ娘役からの色紙コーナー以外に
バウホール主演者レベルの人までの色紙もありました。
幸和希さんの名前を見つけて懐かしかった。
ワタクシ、当時大好きだったのです。

オスカルの居間をぱちり。
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「ベルサイユのばらーフェルゼン編ー」

2013年05月09日 20時00分00秒 | 宝塚
先週見そびれた「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」を観てきました。





ヅカ話なので興味のない方はスルーなさってくださいませ。



  ↓  ↓  ↓ 


今回は鈴木先生が演出に入っていたこともあってか
随分植田カラーが薄くなってました。
「ベルばらはこんなもの」
という認識があったのもあるでしょうけど
普通に観られる作品になってたと思います。
ただ、他組のトップが客演する関係で致し方ないとはいえ
フェルゼン編と銘打っていながら、オスカルとアンドレの出番が多い。
その分アントワネットの出番が異様に少ない。
二人がどんなふうに惹かれあったのかが全く描かれていなくて
二人が顔を合わせる場面がいきなり別れの場面というのは
いかがなものものでしょう。
「命を懸けた恋」を表現するには無理があったと思うのですが。
そのあたりは原作読んでフォローしておけ、ということでしょうか。(爆)

さてさて。
今回がトップお披露目となった壮ちゃん(壮一帆)。
ネッシーさんのフェルゼンそっくり。
20年前(爆)が懐かしかった。
しかも、ネッシーさんと違って歌える。
6年ぶりの雪組復帰らしいけれど
全く違和感ありませんでした。
たとえ元いた組ではあっても、
落下傘トップの時には相手役は組子にすべき。
そういう意味でも今回は自然でした。

オスカルのチギちゃん(早霧せいな)。
これまた水さんにそっくり。
壮ちゃんにチギちゃんが並ぶと
ワタクシ的に楽しい楽しい。
ただ、チギちゃんは水さん同様歌があやしい。
・・・そこはマネしてもらわなくてもいいのよ。
オスカルの激しさ、強さ、繊細さがよく似合ってました。
私はチギオスカル、かなり好きです。

アンドレのまっつ(未涼亜希)。
アンドレはオスカルよりも上級生がしたほうが
しっくりきますね。
包容力があって、影のように寄り添いながらも
出すぎず引きすぎず。
絶妙のバランスでございました。
なおかつ歌える(ここポイント)。

そして、トップお披露目の愛加あゆちゃん。
体系は少々たくましいけれど、
唄えるし、堂々とした王妃ぶり。
安心してみてられました。
だからこそ、きちんとソロを1曲与えてあげてほしかったな。

今回は初舞台生公演。
初舞台生が慣れない笑顔を必死で作りながら
懸命に舞台を勤めてる姿を見ると心が洗われます。
初々しいっていいですね。

久しぶりの宝塚を観ると、楽しい。
やっぱり宝塚が好きだ!と思えます。
雪組は長年見続けているだけあって愛着あるし。
雪組の全国ツアーも、梅芸公演を見に行く予定です。
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大浦みずきさん逝去

2009年11月16日 16時20分49秒 | 宝塚
宝塚をご覧にならない方には聞き覚えのないお名前でしょう。
しかし、現役当時を知る宝塚ファンにとっては、
神様のような存在と言っても過言ではない大浦みずきさんが
昨日肺ガンのために逝去されました。

時事通信より

元宝塚歌劇団花組のトップスターで、
退団後はミュージカルを中心に女優として活躍した大浦みずき(おおうら・みずき、本名阪田なつめ=さかた・なつめ)さんが
14日午前7時、肺がんのため、東京都内の病院で死去した。
53歳だった。東京都出身。
葬儀は近親者で行い、12月2日午後2時から東京都新宿区南元町19の千日谷会堂でお別れの会を開く。
喪主は姉の内藤啓子(ないとう・けいこ)さん。
1974年に宝塚歌劇団に入り、男役として活躍。幼いころから習っていたバレエの実力で早くから抜てきされ、88年に「キス・ミー・ケイト」で花組トップスターに就任。
ダイナミックでエレガントなダンスで「宝塚のフレッド・アステア」と評され、「ダンスの花組」と呼ばれる一時代を築いた。
「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などを演じて91年に退団。
現役中の89年、退団後の92年と2度にわたり歌劇団のニューヨーク公演に参加し、成功に導いた。

しなやかで洗練されたダンス。
天下一品の黒エンビの着こなし。
後にも先にも、私は彼女を越えるダンサーを見たことがありません。
ダンスだけではなく、歌・芝居と三拍子揃った実力、
そして気さくな人柄で下級生の面倒見がとても良かったこと。
すべてひっくるめて、奇跡のような素晴らしい人でした。
特にファンだったわけではなかったけれど
好き嫌いの枠を越えた特別な存在でした。
大浦みずきさんの下から育ったトップスター
・・・安寿ミラ、真矢みき、紫吹淳、匠ひびき、姿月あさと、香寿たつき、愛華みれ、真琴つばさ・・・。

昨夜、友達から第一報が入りました。
それ以前からご病気のお話は聞いていたせいか
その時は実感がなくて涙も出ませんでした。

今日になって元ジェンヌさんのブログとかを読んでいたら、
涙がじわじわじわじわ出てきました。
才能ある人ほど早死にしちゃうのでしょうか。
巨星落つ、です。

なーちゃん、どうぞ、やすらかに。
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ヅカブログひっこし

2009年08月10日 17時34分18秒 | 宝塚
前々から考えていたのですが
ヅカブログを独立させることにしました。
しばらくは両方に記事をアップして、様子をみて1本化したいと思います。

引っ越し先はこちら。
さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~
過去記事を移動させるのは面倒なので、そのままにしておく予定です。
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きりやん次期内定

2009年08月10日 16時29分56秒 | 宝塚
モバイルタカラヅカからメールが来ました。

★☆★☆★☆★☆★
宝塚プレミアム情報
★☆★☆★☆★☆★

2009/8/10 16:00発信

この度、次期トップスターに、月組の霧矢大夢が決定しましたのでお知らせ致します。 

今回は順当だろうとは思ってましたが。

きりやん、おめでとう!

持病のこともあってどうなるかと思ったし、
今後も不安がつきまとう病気ではあるけど
なんとか無事に走り抜けて欲しいです。

相手役は誰になるのかな。
できれば、歌える子を選んで貰って(路線で歌える娘役を探すのも難しいが
ミュージカルで歌いまくって欲しいな。
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宙組『大江山花伝』『Apasionado(アパショナード)!! II』

2009年08月10日 09時53分24秒 | 宝塚
「大江山花伝」ー燃え尽きてこそー

とけてはかなきうす紫の夢の狭間にたゆたいて~

20年以上前、ファンになったばかりの頃にはまった「大江山花伝」
(博多座HPはこちら
ビデオを何度も何度もすり切れるように見ました。
時は経ち、生で主題歌を聞いた瞬間、
ヅカファンになった頃の思いや、当時のわくわくした気持ちや、色んなものがあふれ出してきて
また、まさに「劇画から抜け出したような」茨木童子のゆうひくん(大空祐飛)を見て
涙が出てきそうなほど、感動しちゃいました。
こういう感動を宝塚で味わったのは、久しぶりです。

初演に強い思い入れがある作品は、再演するとどうしても「こうじゃない」と感じる部分があるのだけど
今回に限っては初演をと勝るとも劣らない出来だったと思います。
特に茨木童子のゆうひちゃんに関しては、今までの色んなキャリアが一気に花咲いた感じで、
まず、センターに立っている時のきらきら感にびっくり。
お披露目公演での新トップさんは
センターに立っているのに精一杯な印象を受けるものなのですが、
ゆうひちゃんは堂々。
そしてスターオーラ、バリバリ。
こんなにセンターが似合う人だったんだ、とビックリ。
というか、センターに立ってこそ、更に花開くタイプの人だったのね。
何故、この人がトップ路線をばく進出来なかったのかと今更ながらに首を傾げつつ
それでも最終的にトップの座をつかめたのは、彼女の人気があってこそなのだろうと納得。
(宝塚には裏事情が色々あるけどね)

ゆうひくんの独特のアンニョイな雰囲気と両性具有的な色気に、
茨木の孤独や複雑な心理状況がうまくあわさり、
また、今のキャリアならではの風格も備わり、
鬼と人間の間で悩み苦しむ茨木童子が見事にはまり役になっていました。
初演当時、カリンチョさん(杜けあきさん)が1人でおいしいところを持って行ってしまったような印象を受けたのですが
あれはカリンチョさんのずば抜けた力量あってのことだったのですね。
(しかも、当時まだ研7)
再演を見てみると、茨木がちゃんと主役でした。(当たり前か)
ブロンドのカツラに、独特な和物のお衣装もぴったり。
妖しくて美しい、苦悩する鬼そのものでした。

藤子のすみ花ちゃん。
藤子があうだろうなと思っていたけど、やはりその通り。
洋物より、和物化粧のほうがかわいいですね。
茨木との絡みはそんなに多くないのに、
どれだけ藤子が茨木のことを思っているか
茨木が藤子を大切に思っているか
それが痛いほどに伝わってきます。
火傷で見にくくなった自分の身を恥じて、身をあかさない切ない女心。
そして、最後の鬼と人間に関わる独白シーンでは、女優魂炸裂。
もう、涙なしには見られません。

綱のほくしょー(北翔海莉)
彼女も上手い人なんですけど、カリンチョさんの記憶と比べるのは酷というものかしら。
初演よりは印象の薄い綱になった感じがしましたが、
これは綱の印象が薄くなったというよりは、茨木の存在感が増したというほうが正しいのかな。
歌はさすがで聞き応え十分でした。

胡蝶のアリスちゃん(花影アリス)
初演で鳩笛真希さんがやった、すごくおいしい役です。
このころの柴田先生は、二番手娘役格に大人のいい女を出してくることが多くて
鳩笛さんはトップのモサクさんより上級生だったこともあって
いかにもいい女を見事に演じてらっしゃいました。
アリスちゃんはゆうひくんより随分下級生だからどうなるのかしら、と思ったけど
なんのなんの、見事な姉さんっぷり。
今回の最大の功労者といっても過言ではないのではないでしょうか。
アリスちゃんは歌もうまいし、かわいいし、このまま路線を外れちゃうのは惜しいなあ。

酒呑童子の大輝いりす。
身長があることもあり、迫力十分。
茨木のゆうひくんよりかなり下級生なのに、それを感じさせない堂々とした立ち居振る舞い。
しっかり鬼の王者&お父さんでした。

『Apasionado(アパショナード)!! II』

月組で上演されたものは、入院中だったので見られなかったのですが。
同行の友人によると
「いかにもあさこちゃんのためのラテンショー」
とのこと。
でも、演出は大ちゃんだし、『JOYFULⅡ』の時のように、ゆうひちゃんにあわせて変えてくるのでは?と思ったら。
結局、ほぼ一緒だったらしい。
ショースターのあさこちゃんのものを、ほぼそのままやるのはちょっと辛いよね。
一部、「ゆうひちゃん、がんばれ!」と思った部分もありましたが。
あさこバージョンを見ていない私には、十分楽しめました。
ショーのゆうひくんもトップオーラ、きらきら。
スターさんを見たなあという気分にさせて貰える。
トップ娘役のいない月組のものだから、お披露目なのにトップコンビの絡みが少なくなってしまうのは仕方ないのかな。
すみ花ちゃんはダンスも歌もそこそこレベルだけど
いかんせん、スタイルにちょっと難あり。
ショーはできるだけスカートふんわりの、体型補正のできる衣装にしてあげてほしいな。
ヴァレンチノのゆうひくんは、これまた孤独な雰囲気がよくお似合いでした。
「ヴァレンチノ」ってカリンチョさん以外では再演されていないよね。
すみ花ちゃんなら出来そうだし、このコンビで見てみたいわ。

というわけで。
元々作品に思い入れが深かったこともあって、
近かったら何度でも通いたい!
と思ってしまうほど、楽しい公演でした。
終演後も高揚感が続くような公演は本当にひさしぶり。
宙組のみなさん、ありがとう。

帰りに博多駅でゆかた姿の宙組の生徒さんを何人か見かけて
これまたちょっと幸せな気分になって帰途についたのでした。
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「ロシアンブルー」追記

2009年08月03日 16時26分46秒 | 宝塚
前回の記事を書いてから思い出したことを少し。

「ロシアンブルー」
コメディーと聞いていたのに、始まりはとってもシリアス。
え?ポスターと随分時代が違うぞと思ったけど
この場面がその後の物語に繋がってくるのです。
コスチューム系の恋愛モノって大劇場ではやっていないので
こういうのも見てみたいかなあと思いました。
歌詞で状況が説明されるのですが、座席のせいか音がわれて聞き取れなくて
何がなんだかさっぱり( ̄~ ̄;)ウーン・・・
ここでついていけない人は寝ちゃうぞ、とも思う。
1回きり観劇の人は、少しは前知識があったほうがいいかもしれません。

お芝居の水さんは青のスーツが一番素敵でした。
あの方は、派手でびらびらした衣装ではなく
シンプルな衣装にすればするほど、光る不思議な人です。
トップだから違う衣装になるけれど、水さんの場合は必要ないのではないかと思うこともしばしば。
黒、青、赤とか、くっきりはっきりした色が似合いますよね。
(冬カラーの人じゃないかしらん)

お芝居のみなこちゃんのお衣装。
なんであんなにスカート長いのかなあ?
五峰ねーさんと同じぐらいの丈ではダメだったの?
長すぎてちょっと、いや、かなり、もっさり。
彼女はスタイルいいのだから、むしろ超ミニでも良かったのにね。

お芝居の始まりの歌詞が聞き取れなくて云々と書いたけど
ゆみこちゃんの歌詞ははっきり聴き取れる。
ここまで歌詞をはっきり伝えられる人も少ないよなあと感心。
水さんとゆみこちゃんが掛け合いで歌うところが好きです。

今回、お芝居では色んな生徒さんに役があってよかったけど
蓮城まことくんが大躍進したなあと思った一方で
ひろみちゃんの役の小ささが気になりました。
今の劇団は、ともすると路線の子ばかりを大事に扱いがちだけど
そうじゃない人も大切に扱って欲しい。
でないと、お芝居に深みがでません。
(大野先生は生徒さんの使い方がお上手だけど、役の大きさには劇団の意図が働いてるよね)

娘役はいづるんがやめると、最上級生はゆめみちゃんになってしまうんですね。
彼女は何でもできる素晴らしい人だけど、上が男役ばかりになっちゃうから
美穂さんか五峰ねーさんに戻ってきて貰うわけにはいかないのかしら
と思ってしまいました。

お芝居の終わりは、正直、えっ?それで終わり?
って感じでした。
ラストに持って行くまでの間のツメの甘さもあるし。
でも、これはコメディーだ!と思えば
あまり深く考えずに笑って楽しく終わればそれでいいのかな。

ショーはまた後日。
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雪組「ロシアンブルー」「RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)」初日

2009年08月01日 22時14分53秒 | 宝塚
初日見てきました。
久々のオーソドックスなお芝居・ショーの二本立て。
宝塚はこうでなくては!と思いました。
ちょっとぐらい芝居に首を傾げても(笑)、ショーは理屈抜きに楽しんで
「面白かったね!綺麗だったね!」で帰れる。
それが宝塚の基本だわ。

思えば水さんがトップになってから、オーソドックスな組み合わせはこれでまだ2本目。
「君を愛してる」の情けない役は私には楽しくなかったので、
となると、トップになって初めて、芝居・ショーともに佳作と言えるかも。
(あくまでも私見ですよ、私見。)

『ロシアンブルー』
CSも見ていないし、プログラムも読んでいないしの状態での初見でした。
おかげで最初は何をやっているのか全く分からなくて
これは何度も見なきゃダメだわ、大野先生ってこんなに分かりづらかったっけ?
とか思っていたのですけど、物語が終わる時にはちゃんと全部通じていました。
すべては伏線だったのね、という。
さすが柴田派なだけありますね。
物語の作り方が緻密です。
それに、生徒の使い方が上手い。
(これも柴田先生譲り?)
色んな生徒さんに見せ場を作って下さってるので、やりがいがあるでしょうし、ファンだって見ていて楽しいはず。
ただし、色んな生徒に出番を分けた結果、キムですら出番が少ないという問題はありました。

水さん。
こうきたかー。(笑)
妖しい笑顔だとは、面白いところをついてきましたね。
コメディが苦手な水さんが無理せずに笑いを取れる(そのまんまがおかしい)作りになっていたので、
上手く作ったなあと感心。
今のキャリアならではの余裕綽々な水さんが見れます。
(フィガロの頃は・・・(爆))
相手役が愛原実花に変わってどうなるかに興味津々だったけど
となみちゃんとの時は拮抗した主役二人、
対してみなこちゃんは「相手役」という印象を受けました。
学年差にキャリアの差が大きいのでしょうね。
それぞれに良さがあるけど、全く違う水さんが見られるので、相手役が変わるというのは面白いです。

そのみなこちゃん。
こちらも大野先生がよく考えて役を作ってらっしゃったので(一目惚れの設定だったりしたら無理あるけど、美女の設定ではない)
ヒロインということに首を傾げることもなく見ることができました。
(水さんが嫌がる設定の五峰ねーさんのほうが綺麗だったけどね。
彼女はお芝居とダンスは出来る人なので、センターに立つことへの納得は出来るかな。
ただ、歌が予想外にひどくてビックリ。
高音が全然出ないし、地声の歌ばかりだし、男役出身だっけ!?と誤解しそう。
共倒れはキツイから、今後できれば歌は控えめで。。。

ゆみこちゃん。
今回も水さん命なのね。(違いますw)
みなこちゃんよりゆみこちゃんとの絡みのほうが多いんだもん。
水ゆみ萌え~、ですわよ。
なんかいっつも水さんのこと好きだよね?(違うってばww)
歌声にはいつもながら癒されました。

キム
出番少ないんだよね。
最初の出番で「あれ、30分ぐらい出番なし!?」と思ったもの。
今回はちょっと辛抱役かな。

チギちゃん。
宙組時代から大躍進。
プログラムにキムちゃんの下はチギちゃんしか載ってなくてビックリ。
テルの抜けた穴をチギちゃんが埋めるという感じですね。
彼女は綺麗だし、今後が楽しみです。

いづるん。
最後だから水さんと絡んで欲しい!と思っていたら
思いがけず絡みがあって嬉しかった。
大野先生、ありがとう。

『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)」』
サイトーくん、カラマーゾフから絶好調。
こんなウキウキするラテンショーなんて、初めて見たかもです。
これから見られる皆様、ポンポンは必須ですよ。
一緒に客席で楽しんじゃいましょう!
客席降りがあるので、1階席で見なきゃです!

今回、外部の先生が多くて、振付が新鮮です。
特に気に入ったのは、キャリオカの男役だけのダンス。
もー、めっちゃくちゃカッコいいんです。
よだれもの~。

そして、ブラジルに逃げようとする恋人たちの場面。
ここが唯一と言っていいぐらいの、水さんがみなこちゃんと組んでいる場面なのですが
相手役より印象に残る二番手とのやりとり。(え、アタシだけ?(笑))
水ゆみ最高!
カツラは日替わりなのかな。
初日はくるくるパーマで、“んー、びみょお”でございました。
他にも楽しい場面いっぱいだったのだけど、初見では覚えきれないので、また書き足します。
ショーは全般を通して、随分さゆちゃんに気を遣っている作りだなあという印象。
昨今の宝塚で娘役に気を遣うだなんて見たことないので、懐かしかったわ。
なんだか、ミハルちゃんがトップになった時の華陽子の扱いを思いだしました。
娘役で一番かわいいのは、やはりカオリちゃん。
今回はそこそこ歌もあって、ホッとしました。

芝居、ショーとも水ゆみが全面に出ていて、
ヤンミキ時代の花組!?みたいな雰囲気も多少ありました。
水さんがこの路線に行くとは思いもよらなかったけど
思えば二人とも花組出身だから自然な流れかしら。
すっかり、水ゆみに夢中な私です。
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あさこちゃん退団

2009年07月06日 18時25分09秒 | 宝塚
あさこちゃんの退団発表が出ました。

☆公式より☆
月組トップスター・瀬奈じゅんが、2009年12月27日の東京宝塚劇場月組公演『ラスト プレイ』『Heat on Beat!』の千秋楽をもって退団することとなり、2009年7月7日に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。

演目が『ラスト プレイ』と発表された時点でわかっていたことですが
発表されるとなると寂しいです。
2002年のTCAスペシャルでDREAMのほうに出演したメンバーも残りわずか。
改めてメンバーを調べ治してみたら、↓な感じでした。

(花組)春野寿美礼 ・瀬奈じゅん ・舞風りら ・遠野あすか
(月組)大和悠河 ・霧矢大夢 ・花瀬みずか ・紫城るい
(雪組)朝海ひかる ・貴城けい ・麻樹ゆめみ・白羽ゆり
(宙組)水夏希・久遠麻耶 ・ふづき美世 ・彩乃かなみ

当時、最も旬な勢いのあったメンバーだったと言えるでしょう。
でも、この当時の組配属といい、時代の流れを感じます。
タニが月組で水さんが宙組で、ついでにかしちゃんは雪組でトップにさせられなかったのか?
と今更言っても詮無いことだけど思ってしまいます。

あさこちゃんの残りの宝塚人生が悔いないものになりますように。
そして、ファンの方も思い残すことなく送り出してあげられますように。
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