半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『預言者』を観ました。

2013-06-26 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 19歳のアラブ系青年マリク(タハール・ラヒム)は無学で身寄りもなく、傷害罪で禁固6年の判決を受ける。送られた中央刑務所は、様々な民族や宗教が入り交ざるモザイクの様相を呈していた。ある日、最大勢力であるコルシカ・マフィアのボス、セザール(ニエル・アレストリュプ )に殺しを依頼されたマリクは苦悩の末、任務を成功させる。マリクはセザールに従うようになり、生き残るために必要な様々なことを学んでいく。
MovieWalkerより)

 刑務所モノです・・・とはいったものの・・・ここって刑務所なんですかね
独房といっても、個室でTVはついてて、バラエティなんかも楽しめてるみたいですし、ちょっと大人しくしていれば、外出許可ももらってしまえるし・・・
更に、ここの警察官は、結局のところ、コルシカマフィアの言いなりで動いているだけ・・・
「真面目に刑を受け止めていこう」なんて気持ちにはなれないところですよね
そんな中で、マリクは、最初は一匹狼でしたが、案の定、生き延びるためには、セザールの言いなりになって、仲間に加えてもらうのが最良の選択肢と悟って、嫌な仕事も黙々とこなしていきます
最初の人殺しからして、かなり厳しい描写で、思わず目を背けたくなります・・・
ただ、マリクにとっては、このような行動は、あくまで「生き抜くため」というのが分かります。
少しずつ自分の意志の通りになってくるマリクに対して、居場所を失っていくセザールが印象的です・・・こっちのが哀愁感じちゃったりします
ただ、途中の宗教染みたシーンとか、預言たるシーンの意味が、ちょっとおバカな俺には分からない・・・150分という長い作品で、このような?のシーンは、睡眠薬のようでした
ホントに色々な事をやるしかなかったマリク、最後の出所して歩き出すシーン、スローモーションで映していく演出は、見ている俺たちに「一緒に噛みしめよう」と言われているみたいでした
ちゅうことで、同じような顔が多いのを、人物紹介でフォローしてました・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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