まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3459. 原理から作る現代計算機、続き^4

2021年07月13日 | 日記

 本日は一日出張。ここの事業所では職場接種をしているようで、若い人が多数いました。一日100万接種の現場の勢いを感じました。こちら(私)は淡々と仕事して、と。

 インテル8080には8bitのデータレジスタが7本、A, B, C, D, E, H, L、この中でB/C、D/E、H/Lはメモリを指す16bitの間接レジスタとしても使えます。他にメモリを指すスタックポインタ(SP)とプログラムカウンタ(PC)があって、その他にデータレジスタの派出所みたいなフラグレジスタ(F)があります。
 Aレジスタがいわゆるアキュムレータ(累算器)でデータレジスタの代表。H/Lがメモリを指す間接レジスタの代表になっています。
 レジスタの数が多くて、特にZ80と呼ばれる(他社の)後続機ではレジスタが倍以上に増えていて、外部メモリを用意しない組み込み設計、つまり内部レジスタだけで計算してしまう構成があったようです。

 対するモトローラの6800は8bitのデータレジスタはA, Bの2本だけで、16bitのインデックスレジスタ(X)というのがメモリ間接レジスタになっています。なぜか、スタックポインタ(SP)とプログラムカウンタ(PC)は8080と同じ感じ。フラグレジスタ(CCR)もあります。

 私はその頃は中学生で、生意気にもFORTRANを学習して(使える計算機は無かったですが)、高校時にいきなりとある技術雑誌で8080と6800のことを知ったものだから、スタックポインタとプログラムカウンタはCPUには当然に入っているもの、と思ってしまいました。

 プログラムカウンタは計算機への命令(のビット列、つまり機械語)が入っているメモリの「次の命令」を指すポインタです。これはさすがに本稿で取り上げている原始デジタル計算機にも入っています。3個の16bitのレジスタの一つ。
 その原始デジタル計算機のデータレジスタ(D)は16bitで一本。メモリ間接レジスタはアドレスレジスタ(A)と呼ばれ、これも16bitです。
 さすがにこれではほとんど何も計算できませんから、そのAレジスタが指す先の普通の意味のメインメモリ(主記憶)があります。メインメモリは16bit幅で、これが1ワード、日本語では1語です。アドレスはなぜか15bitで、結局メモリは64KB(キロバイト)です。


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