まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2153. 音のピッチ感覚

2017年10月11日 | 日記

 書籍です。周波数弁別能のグラフに興味がありました。私が知っている古いグラフとは別のものも載っています。
 高い方は5kHzを超えるとドレミの感覚が無くなるようです。ピアノの最高音が約4000Hzですから、これは感覚に合う。
 しかし、なぜか低音側は250Hzまでしか載っていない。ピアノの中央のドが約256Hzですから、これから下が不明というグラフ。グラフを私が勝手に外挿すると1オクターブ下のド(128Hz)くらいから音階が感じにくくなる感じ。なぜ測定していないのかは不明。
 ちなみに人間の可聴音は20Hz~20,000Hzと言われています。

 ここまではおぼろげながら知っていました。しかし、別の話題が興味深い。音律の話題です。
 現在の楽器は平均律で調整されるのが普通です。その昔、市民オーケストラにいた頃の話。和音は純正調、つまりドミソだと4 : 5 : 6の周波数比で演奏すると綺麗に聞こえます。
 しかし、音階など旋律を奏でる時は平均律の方が良好に聞こえる。平均律というのはオクターブ以外は全く調和しません。現代曲はころころ転調するので平均律が便利、というので採用されているだけです。不思議な現象だと長年思っていました。

 答はピタゴラス音律、というので旋律を奏でると良好に聞こえるそうです。これが純正調よりも平均律の方に近い、というのが上述の感覚の正体でした。ただし、ピタグラス音律を採用するのならミの音を1/12半音ほど高く、シの音は1/10半音ほど高く演奏しないといけないようです。

 この手の話題を絶対音感の人に話すとけげんな顔をされます。A=440Hzじゃないのか?、と言い返されます。ピアノで訓練した絶対音感者は低音部の感覚が妙だったし。
 ま、もちょっとマニアックなテクニックの話もありますが、微細な話なので今回はパスします。


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