まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

1138. ミリオンライブ2nd声優ライブ、その1

2015年04月08日 | 日記
 2015年4月4日(土)と5日(日)の2回、幕張メッセ・イベントホールで開催されました。ミリオンライブ単独の2回目の声優ライブです。ソシャゲのミリオンライブには春香たち、765オールスターズが普通に出ていますが、単独ライブは37人のミリオンライブの新人で舞台が組まれます。
 私は初日は現地で見ました。2日目は地方館でライブビューイングで参加。

 今回は盛りだくさんだったので、最後にまとめると印象がかえって薄くなりそうなので、総評を先に書いてから具体的な話に移りたいと思います。

 今回は凝られていました。前回1stは会場の広さが普通でしたし、デビューと言うことで、ゲームの765ライブシアターの発足間もない頃と言うことでしょうか、舞台の演出は最小限に留められていました。
 今回は会場が広く、6000人収容だったそうです。ライブビューイングがありますから、両日とも2万人くらいの動員数と思います。

 会場の舞台装置は、劇場版アニメ・アイドルマスターの最終ステージ(M@STERPIECE)の感じを出すように作られていたと思います。劇場版アニメでは、舞台が広くって、奥に多段の階段があって、その頂上に狭い舞台があって、春香たちはそこから登場して駆け下ります。花道が3本もあって、最前線に横に狭い舞台がアリーナに広がっている。でも、この配置は現実には無理でしょう。それに、無理してやったら演者も観客も危険だし。
 なので、トロッコ利用となった感じです。「H」の形に移動できて、メインのステージのちょうど反対側に小ステージが設けられていました。ここと中央の横の経路をトロッコで結ぶ感じです。トロッコは15人全員が同時に乗れるように、4台用意されていました。

 トロッコと言っても、舞台と同じ高さの狭い移動ステージで、祇園祭の山鉾の感じ。あるいは、初音ミクのゲームでバスの屋根で歌い踊るシーン(DIVA-fの「ワールズエンド・ダンスホール」)がありましたから、あんな感じ。
 メインの舞台は前後に狭く、4段の階段でこれも前後に狭い踊り場があって、その上の4段の階段の上には舞台はありません。これは、アリーナ席から見た場合に演者が良く見えるようにした感じです。その代わり、前後の動きが制限されてしまい、たとえば最上静香の「Precious Grain」は、PS3のゲームOFAのS4Uでは前後の動きが激しいのに、再現は出来ませんから、別の振り付けになっていました。

 スピーカーはメイン舞台の上のみです。メイン舞台の巨大スクリーンは映画と同じで、今回はCGが凝られていました。左右にサブのスクリーンが付いています。 

 内容は元の765の声優ライブを引き継いでいて、本当に歌と踊りがメイン。バックダンサーが8人もいて、声優さんの演技が抜群なこともあって、迫力がありました。
 というか、迫力ありすぎなのです。ここから総評。

 私の考えでは、元のアイマスの声優ライブは普通にファンサービスです。ゲームで春香たちのすばらしいライブシーンが出てきますが、ビデオを見ているような感じ。だから、本物のステージを見てみたいというファンの期待に応えるのが声優ライブ。
 とは言っても、元のアイドルマスターなので、楽曲はもろにゲーム音楽。声優さんはキャラの声で歌いますから、まあ、良くも悪くもゲーム水準です。ダンスもプロとは言いがたいと思います。
 ファンの印象としては5th、つまり同じ幕張イベントホールでの2010年夏の声優ライブが強いそうです。しかし、私は見ていません。行き着く先が、2012年の7th声優ライブ、横浜アリーナで開催されました。この時も、内容はファンサービスだったのですけど、何しろ横浜アリーナはでかい。日本でこれより大きな会場は数えるほどしか無いそうです。
 だから、多分やる方もPも異変に気づいたと思います。何かが起こりつつあるのを、まさに目撃したのだと。

 この回答の一つが、シンデレラガールズの単独声優ライブであり、2ndは少し昔のバラエティー番組のような作りになりました。定期公演にして良い出来で、実際、そうなって行くようです。

 そして、もう一つの回答がこのミリオンライブの単独声優ライブ。もう遠慮なんかしていません。私は本物のアイドルのコンサートは知りませんから印象ですけど、もはや単なるファンサービスでは無いです。こちらを本編にして、ゲームの方がおまけで良いくらいの出来。
 ぶっちゃけ、ミリオンライブのゲームのキャラより、声優さんの知名度の方が高いと思います。ファンは心置きなく声優さんの名前でコールしていました。

 ただまあ、これがこのグループの特色だ、というのは必要で、だからアイドルマスターということ。私は元のキャラが舞台で踊っているのを想像しながら見ようとしました。これは間違いではないと思いますけど、なんだか声優さんあってのキャラ、つまり通常と逆の感じもありました。

 ただ、それならそれで、テーマが必要だと思います。今回の舞台装置は劇場版アニメに似せたのですから、劇場版アニメのストーリーを想起させる展開が欲しかった(奇しくも2日目は事故で、結果的にそうなりましたけど)。今回のコンサートはファンサービスの楽曲の並びだと思います。
 ミリオンライブにはたくさんのイベントの集積があって、それぞれにストーリーが付いています。もし、今後のチャンスがあるのなら、映画とかミュージカルのような感じ、あくまで感じで良いのですけど、そんなのが必要では無いかと考えました。だから、今回2ndは声優さんの演技と個々の舞台演出は完成形でしたけど、全体としては発展途上と思います。
 この考えが正しいかどうか、私も正直分かりません。ただ、何となく欠けているものがあったと感じたのです。

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