まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

4535. PC-8801 mkII SRミニ 発売へ、続き^6

2024年08月21日 | 日記

 以上の知識で、おそらく当時のパソコン少年少女とは会話が成立すると思います。今はもう50歳くらいの方でしょうか。
 つまり、多少のコツはあるものの、今のC言語などが何とか使えるような方はパソコンBASICは楽勝で扱えるはずです。
 パソコンBASICの入門書や応用の本は、それこそ星の数のように出ていたと思います。今でも大学図書館の地下室などにひっそりと眠っていることでしょう。

 私が直接、情報系の教授から教わった授業では、プログラミング言語には入門者に対する4つの壁があり、それは変数、配列、サブルーチン、間接指示、だそうです。

 BASICの変数はFORTRANと同様に、1個だけ数値が入る箱と考えれば良く、このイメージで実害は無いはずです。代入すると以前の値は消えてしまいます。メモリにデータを書くのと同じ、というかそのもの。
 文字列の場合は少し違って、文字列領域にデータが作られ、それを指すポインタのイメージとなります。まあ、あまり深く考えずに箱の中に0~255文字の文字列が入っていると考えても、的外れにはならないでしょう。

 BASICの配列はその変数の箱が1次元、または2次元状に並んだイメージで、先頭の箱が0番地、以後1つずつ番地が増えて行きます。表計算ソフトの縦横に並ぶセルを想起しても実害は無いと思います。

 サブルーチンは初級者にはかなりの難所です。制御が飛ぶことはすぐに分かるはずですが、引数の扱いがややこしいです。計算機言語によって微妙に扱いが異なりますし。
 しかし、BASICはものすごく簡単で、戻り番地がスタック上に待避されて、制御が指定した行番号に移るだけです。局所変数が無いので、それだけ。実を言うと、CPUはまさにそれで、どちらかというとBASICの方が基本に忠実です。
 その代わり、すべてがC言語で言う大域変数なので、変数名の衝突には気をつけないといけません。普通はAとかXとかIとかJとかは使い捨ての変数にして、プログラム全体で扱う変数は3文字以上とかの個人的規約を作ると良いと思います。

 間接指示は文字列をBASICの命令として扱うEVALの事ですが、N88-BASICにはあったか無かったか。いずれにしろ特殊テクニックに入り、普通は使わないので、時間のある時に調べれば十分と思います。

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