電卓と呼ばれる商品は今も売れていて、しかし外見やキー配置はすっかり落ち着いてしまいました。最後に変わったのは消費税導入の時の「税込」キーと「税抜」キーと思います。普通に言う電卓は、テンキーと四則キーとクリアキーがあって、独立メモリ1個と「%」と「√」が付いています。符号反転「+/-」と一字クリア「→」、「00」キーも普通のようです。
大きさは決して無理していません。表示は液晶、電源は太陽電池で電池交換は不要。
2000年頃以前はいろんな試みがあったと思います。その後、海外製の安価な電卓が一時期広まりましたが、結局耐久性で勝負にならす、昨今の落ち着いた感じの状況になっていると思います。
私は今も関数電卓を愛用していて、こちらも21世紀に入った頃から落ち着いてしまって、かえって簡素化されたために少し物足りない感じがします。つまり遊べません。削られた部分は電卓としては不要な機能と見なされたみたいです。
一つの可能性としては、パソコンも電卓みたいに現在の感じで落ち着いてしまうこと。
これ以上、何をお望みでしょうか、の感じ。
私としても普通のオフィスソフトがあって、ネット検索が出来て、ウィンドウおよび3D (OpenGLなど)が使えるC言語の開発系があれば多分、不満は無いと思います。仕事上はデータベースと統計ソフト。遊べるフリーソフトには困らないし。
我が家の女性陣は多分、買い物するにしても色の再現性からMacがお好みで、これも多分、日本でiPhoneが売れているのはなぜか、の回答と思います。
まとめると、現在の15インチタイプのノートパソコンは究極の姿の一つで、この感じを変更するのは何か革新的なアイデアや技術が無いと起こらないと思います。技術が飽和した感じなのは逆説的に言うと新展開のチャンスなので、このブログでも時々振り返ると思います。