今週は前半がきつくて、週半ばにしてほとんど終わったような感覚になっています。いつものように時間が取られるだけで激務では無いです。責任はそれ相応に伴います。体調は良好です。
前回と同じ電子部品のリサイクルショップから、今度は320×240ドットの液晶グラフィック表示器を手に入れました。正方画素で描画ソフト的には楽なはずです。こちらもダイナミック駆動で4bitずつドット情報を送ります。白黒なので、画面全体でも9.6KBのVRAMで済みます。これもバックライトは冷陰極管ですが、なぜか別売りのインバータとセットになっていて、別途手配する手間が省けました。
結局、4bit同時伝送を何とかしないといけない訳で、今のところ規模の小さいFPGA学習基板の接続を考えていて、こちらだと問題は無いです。しかし学習用マイコンボードとの接続では工夫が必要で、今はこちらがターゲットなので、考察中です。
先日、書庫の奥を探っていたらCQ出版社の最新・汎用ロジック・デバイス規格表(2006/2007年版)が出てきました。TTLやCMOSのAND/OR/NOTゲートなどが掲載されています。今でもいわゆるグルーロジックとして、その液晶グラフィック表示器の回路基板にも数個が採用されています。
規格表は需要がほとんど無くなったようで、その規格表がほぼ最後の版のようです。私の高校時代などはTIやMOTOROLAの分厚いマニュアル(英文)がなぜか秋葉原などで容易に手に入って、回路を眺めながらあれこれ応用を考えたものです。今でも論理回路の入門に役立つと思うのですが、手に入りにくくなってしまったようです。ネットで検索すればすぐに個別の規格表が出てきて、それで十分だからだと思います。
ちなみに、技術英語とは言え大量の英文を読んだことになるので、大学入試の時には長文を読むのは平気になっていました。技術英語は理系の技術者に内容が伝わらないといけないのでストレートな表現の英語ですから、必ずしも入試英語とは重ならず、英作文は不得意でした。
要するに、マイコンのシリアル通信回路を汎用ロジックのシフトレジスタとデータセレクタで4bitパラレルとして使おうという魂胆です。複雑な回路になるようなら採用できませんから、少々考えてみるだけです。この手のDIPタイプの汎用ロジックICは入手困難を危惧していましたが、今でも部品1個から経済価格で手に入ります。