本日は土曜日で私は休日です。やることやって、ゆっくりお休みしました。
光の正体、と称する本が売られていて、少し読み始めたところで割と大胆な仮説をやっていて、なんだか奇書に近いと判断してそれ以降はさっさと眺めてしまいました。
最初の方は歴史的資料が列記されているので、参考にはなります。いつものように、今の標準的な電磁気学が成立するまでの努力過程をトレースしている感じで、見方によっては役立つ感じはします。
光はまさに光速で移動している(ように見える)のですが、移動しているように見えるのはある種の情報でエンタングルメントと呼ばれるはずで、エントロピーとは違います。
この違いは何も類似品がなかったら想像が困難ですが、私の見解では数理論理学で言う自由変数と束縛変数の違いに思えます。Prolog言語ではグローバルスタック上のデータとトレイルスタック上のデータの違いと表現できます。
C言語では厳密には違うと思いますが、フィーリング理解で良ければ大域変数と局所変数(自動変数)の違いと思えば当たらずとも遠からずと思います。
つまり、エントロピーで言う情報は宇宙に記録が残る分で、エントロピー増大則に従うものです。エンタングルメントの方は綺麗に消えてしまいます。
で、光に戻って。光が電場と磁場の振動で伝わる、と言う図はありがちですが、おそらくシュレーディンガー方程式(波動関数)のような光子の出現確率の図と考えた方が混乱が起こらないと思います。つまり、電磁気学の基本法則が予言した場所に光子は(なぜか正確に)きっちり現れる、と。
で、伝搬経路は電磁ポテンシャルに従うのだと思います。まるで一般相対性理論の曲がった空間のように。が、まだ私の考察中で、自力で考えるほどの能力は無いので、それっぽい文献を探している途中です。