前日の午後5時にフランス・マルセイユを出港した「MSCメラビリア」は、旅行9日目の3月4日、地中海のクルージングを終えてイタリア・ジェノバに戻りました。
クルージング中、バゲージ類はキャビンに置きっぱなしで各観光地のツアーに出かけてきたが、本日が下船日の為、バゲージ類は昨夜まとめて船会社に引き渡しました。
今日は下船後、ジェノバからバスで高速を2時間走ってミラノ市内観光、その後空港近くのホテル泊です。
「非日常」の生活も今日が最終日 埠頭にはバスが待機中
ジェノバから高速道路でミラノを目指す、バスの車窓から見える風景は雪景色
途中のサービスエリアで小休止
延々と冬景色が続く
ミラノ
人口130万人(都市圏人口526万人)、首都ローマに次ぐ大都市で、北部イタリア最大の商業、金融、工業の中心都市、またミラノコレクションで知られる様に古くからファッション関連産業が盛んな地域です、加えて近年は自動車、航空機、精密機器等の産業も発展しておりイタリア最大の経済圏を形成しています、同じイタリアでもナポリ等の南イタリアの地方とは勤勉性、国民性が違うと言われます。
幸いミラノ市内に入ると雪は無し。
スカラ座広場にあるダ・ヴィンチ像、自由行動終了後に集合する場所です
宮廷劇場以来の伝統を持つイタリアオペラ界の最高峰のスカラ座 イタリアを統一した初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世像
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニが1865~1877の間に建設したアーケード、八角形の建物に2つのアーケードが交差しています、通りはガラスのアーチと鉄製の屋根に覆われており、19世紀のショッピングモールのデザインの原型となり、ベルギー・ブリュッセルのギャラリー・サン・チュベール、ロシア・サンクトペテルブルグのバッサージュ、ナポリのウンベルト1世のガッレリア等、巨大なガラス張りショッピングが造られたと言われます、またガレッリアは大聖堂(ドゥオーモ)とスカラ座に続いています。
完成から130年経った現在、4階建てのアーケードにはプラダ本店、グッチ、ルイ・ヴィトンなどの高級ファッションブランドの店やレストラン、カフェ、バー等が同居していました。
ガレッリアへの入口
床に描かれている牡牛のモザイクにかかとを付け一回転すると願いが叶うそうです
TSのA氏推薦のジェラートの名店「Cioccotat Italiani」で順番を待って3種のジェラートを指定
店の前にて
ガッレリアにて
ジェラート店の横にあった日本食レストラン「MUSUBI」中国人か韓国人がやってる店?(日本人はいなかった) 天ぷらそば€10.00(¥1,300.-)
ミラノ・コレクション
ガッレリア内にあるプラダ本店と同じビルにあるレストラン「Gatto Rosso」、TCのA氏によるとミラノ風リゾットが絶品との事で1時過ぎに入店
店内は混んでいたが、幸いテーブルを確保
メニュに日本語の表記があった
イタリアではどの店でも数種のパンが置かれている
焼かれたチーズが器のリゾット、絶品 チーズたっぷりのピッツアも本場の味 生ハムとモッツアレラチーズも旨し
3名でシェア デザート 店の前にて
ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)
ミラノ象徴、世界最大のゴシック建築で5世紀の歳月をかけて完成されました、ドゥオーモには135本の尖塔が樹立、尖塔には一つ一つ聖人が立っており、一番高いところにあるマリア像まで108.5mあるそうです。
現在はエレベーターで大聖堂の外壁、屋上に登ることが出来ます、我々も屋上には登れなかったがエレベーターで昇り大聖堂の側面を歩きました。
ドゥオーモ前にある広場
壮大なドゥオーモ、5世紀と気の遠くなる期間をかけて造られた
入場券を買い、セキュリティチェックを受けて中に入りました
残雪が残っていた
樹立した尖塔
€1.00を寄付
14世紀後半に建てられたスフォルツェスコ城
トラムを追いました
ミラノトラムはトリノに次いで1893年に開業しています、現在17系統、115kmを運行中
新型車両が走る横を旧型の車両が走っていました、我が国の場合、新型車両が導入されると旧型車両は地方にまわされるか廃車となるが、ミラノでは旧型車両が堂々と第一線で活躍中。
旧型車両が頻繁に見受けられた、空調は無く夏は暑そう
新型車両も色々なモデルがあった
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