松戸宿
松戸宿は日本橋から千住・新宿(にいじゅく)に次いで3番目の水戸街道の宿場町、御三家の一つ、水戸藩は参勤交代が無かったが、家臣が水戸と江戸を頻繁に往復しており、五街道に次ぐ脇街道として松戸宿までが道中奉行の管轄でした。
市内にある松龍寺は元和元年(1615年)に北小金宿にある古刹「東漸寺」の末寺として小山に創建された浄土宗の寺院で、慶安3年(1650年)松戸へ移転して再興された古寺院、江戸時代に徳川歴代将軍家による鹿狩りの際の休息所として使われた為、葵の紋の使用を許されたと言われます、また毎年夏になると寺内の「すくも塚観音」の縁日(四萬六千日)には境内に「とうもろこし市」が立ち、感謝の献灯が行われたと伝えられ、近年、町おこしの一環として旧宿場脇を流れる坂川沿いにおいて「献灯まつり」が復活し、今年も8月9、10日に第12回目が開催されました。
会場はJR松戸駅から歩いて10分程の距離にある為、多くの人が訪れていました
坂川は利根川から印旛沼を経て江戸川に流れ込む運河で、松戸宿は江戸時代に水運で栄えました 特設ステージ 寛永3年(1626)建立の松戸神社
坂川沿いに「とうもろこし」市が立っていた おばちゃん達がとうもろこしの皮むき中
「焼きとうもろこし」は1本¥400.-也
焼き上がりを待つ長い行列ができていた
松龍寺
観音堂は火災で焼失、再建されましたが、この山門は江戸時代に創建されたままの姿を残している
国の史跡・戸定邸(徳川慶喜の弟である昭武の屋敷跡)が創建時、松龍寺の敷地だった為か、戸定邸(松戸市)が献灯を支援
観音堂には「葵の紋」の提灯に灯が入った 境内で「四萬六千日献灯」が行われます、「ろうそく」が並べられて灯が入るの待ちます
境内に浴衣姿の美女(?)が並び、縁日を練り歩いてから着こなし等の優劣を競います
献灯
幻想的な催事です
松龍寺参道にある地蔵様と屋台
とうろう流し
坂川に仮設の桟橋を造って「とうろう流し」が始まり、各々、願い事を書いた灯籠を流します
風が無い為、流したとうろうが滞留して団子状態に
特設会場で「ゆかたコンテスト」が開催中でした
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