写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

道北の旅(2)

2009-07-20 17:15:36 | 日々の景色

道北の旅2

乗船時間1時間55分、午前10時40分に稚内港に入港、船上から北防波堤ドームが見える。
   http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/                          

かってサハリン(元樺太)をむすんでいた稚泊航路から現在まで、宗谷海峡の荒波と強風から港を守っている北防波堤ドーム(北海道遺産)


 


日本海に沿って伸びているR222号線をサロベツ原野に向かう、海を隔てて利尻山島影がかすかに見えます、途中、原生花園がある「こうほねの家」を散策、ところどころにハマナスの花の可憐な花が咲いていました。

   


サロベツ原野http://www.toyotomi-kanko.net/bijita.htm
総面積23,000ha、ラムサール条約で指定された国内最大の高層湿原です、エゾカンゾウの黄色い花が一面に咲き乱れていました。
湿原の中は木道が出来ており、入口にはビジターセンターもあります。
     

稚内公園にある碑
九人の乙女の碑は1945年8月、旧ソ連軍の侵攻により自ら命を絶った真岡(現ホルムスク)郵便局の9人の女性電話交換手を慰霊しています。

氷雪の門(樺太島民慰霊碑)            九人の乙女の碑                          公園から望む北防波堤ドーム
  

日本最北端(北緯45度31分22秒)の地「宗谷岬」
1808年、この地から樺太に渡った間宮林蔵の像が建っている、天気が良ければサハリン(旧樺太)が見えるそうですが、この日は雨模様で島影は見えません、「日本最北端の地の碑」も建っています、丘陵の上に宗谷岬灯台が建っている。

     

宗谷岬からオホーツク海を左に見ながら一路、次の宿泊先の猿払に向かう、途中、国道を横切るエゾシカの親子に出会いました。
初夏にも関わらず車窓の気温は13℃
猿払村は全国一の帆立貝の水揚げを誇っているとの事です。
今夜の宿は宗谷郡猿払村の「ホテルさるふつ」、小さな村に似合わずホテルの設備は近代的で温泉もありました。
ホテルは「道の駅」に隣接しており、国道を渡ると帆立貝化石群の碑がたっています。
周囲には見るべきものは何もなく、オホーツク海と並走する国道と電柱が印象的です。
http://www.vill.sarufutsu.hokkaido.jp/


      

オムサロ原生花園
翌日、猿払村から紋別空港に向かう、オホーツク海と牧草地帯の単調な風景が続いています。
途中、海岸沿いにあるオムサロ原生花園に立ち寄り散策。
http://okhotsk12.plala.jp/monkan/
珍しい「白」のハマナスを見ることができました。
 
    

北海道の道路には積雪で道路幅が判らなくなる為に道路幅を示す赤白の表示があります。
雄武の道の駅で小休止、展望台からオホーツク海を見ると流氷の接岸を防ぐ柵が海中に組まれていました。

オホーツク紋別空港発(13:35) ⇒ 羽田着(15:25)のANA846便に搭乗するためバスで紋別空港に向かいました。

  

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