大和多武峰・談山神社(やまととうのみね・たんざんじんじゃ)
http://www.tanzan.or.jp/
昨年秋、紅葉の名所である談山神社をたずねました。
近鉄奈良線桜井駅で下車、バスに乗り換えて約50分、紅葉を見に行く車列が続く中、やっと多武峰山中の神社に到着しました。
大化元年(645)藤原鎌足と中大兄皇子が「大化の改新」の談合をこの多武峰において行い、後に「談い山」と呼んだことからその名がついたと言われていますが、神仏分離以前は多武峰寺と言う寺院であったそうです。
創建は天武7年(678)、主祭神は藤原鎌足公。
本殿は三間社隅木入春日造り、社殿全体は極彩色、模様や花鳥などの彫刻により装飾されており江戸時代に日光東照宮造営の際の見本とされたと伝えられています。
蹴鞠の庭から権堂、十三重塔を望む
十三重塔は678年に藤原鎌足の長男、次男が父を偲ぶために建立したとされ、現存の塔は1532年に再建されており、唐の清涼山宝池院にあった塔を模したと言われており屋根は檜皮葺です。
十三重塔を背景とした紅葉
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