読書

2014-09-26 | 日記

        

このところ時間があると葉室麟の著作を読んでいる。今、読んでいるのはこの 『 乾山晩秋 』 ( 角川文庫 平成20年12月発行 ) という短編小説集である。17世紀初頭から18世紀へかけての江戸時代が舞台であり、この時代に生きるアーティストを描いて、彼らは現代に蘇生するのである。尾形光琳、尾形乾山、狩野探幽、長谷川等伯、英一蝶そして1682年に39歳で没したという閨秀画家・清原雪信である。東京国立近代美術館に所蔵される彼女の作品をサイトから転載する。

          

              清原氏娘雪信筆 『 花鳥図 』