京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

これぞ手道具。

2010-09-23 05:56:16 | 道具箱
これぞ手道具。

飴色に光るひぶくら鉋。

良く使い込まれて台は指紋で磨かれピカピカ。

何時でも使えるように調整されている刃。

出番を待っているようです。

この鉋、先日の削ろう会で行われた「木工具温故会」に四国の香川棟梁が出品された道具の一つです。

当日の朝一番にお会いすると「これ私にやるから」の一言。

展示会が終わるとすぐに持ってきてくれました。

それにしても良い色でしょう。

たった一言「いただきまーす」

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今回の砥石。

2010-09-22 06:32:21 | 道具箱
今回の砥石。

中砥石はキングハイパー1000。

前後におよそ30回くらいまで(大欠けしている時は別)。

返りがほんの少しでた所でOK。

仕上げはキングの上でG-1柚山氏からこれを試してと言われて頂いたGCの粉で10000番これもほんの刃先0.3㎜位までを30回位までで仕上げます。

刃先の鋼だけを研ぎますので研ぎ汁は出ません。

地金の部分は1000番の目が着いたままになります。

使わせてもらった鉋刃は家紋清久。

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帰ってやってみると。

2010-09-22 06:19:12 | Weblog
帰ってやってみると。

工藤氏のお話を実戦してみると。

出来ました。桧の間伐材を半割にしてあった物です。

作業場の中に置いてあった古い物で木裏の節有りを削っています。

節廻りは純目・逆目と入れ替わりますが曳きも軽く快調に削れます。

桧ですと押さえはこれ位かもう少し詰めます。杉ですほんの少し広いめで使っています。

刃口は1分位に広がっても大丈夫だと教えて頂きました。

又、削るのが楽しみになってきています。

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削ろう会 2日目の工藤氏の講義。+おまけ。

2010-09-22 05:59:06 | Weblog
削ろう会 2日目の工藤氏の講義。

二日目は現場で使う材料の逆目を止めるのか。仕上げるより前に起こる問題です。

ヒントはこの押さえの調整にあるようです。この調整には少し多めの時間を掛けて居られました。

もちろん仕上がりの艶も大事なポイントになります。

調整中にこっそりと見ている所を見つかってしまいました。

今回も一つ良い事聴きましたので帰ったら早速真似てみるつもりです。


+おまけ。今回も私と奴がお世話になった伊藤氏良い笑顔でしょう。

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削ろう会のお宿。

2010-09-21 05:59:50 | Weblog
削ろう会のお宿。

快適でした。

窓から見える景色は最高です。

向こう岸には宮島が見えて海には筏と船。

窓を開けると心地よい風が入ってきます。

お風呂に入って夜は懇親会へ。

その後はグッスリとお休み。

朝目が覚めるとこの景色。

ちなみにお隣の部屋は前会長の杉村氏でした。

二日目の始まりです。

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とびっきりのお姉さんゲット。

2010-09-20 08:25:57 | Weblog
とびっきりのお姉さんゲット。

倅夫婦も私を残して何処替え入ってしまったので心を入れ替えてとびっきりのお姉さんゲット。

私の相方はご存じ水品さん。

リクエストをするとこんな顔もしてくれました。

やぁー 和んで疲れ取れました。

このお二人にお会いしたい方は「プロショップ・ホクト」さんに行けば会えますよ。


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工夫。

2010-09-20 08:03:22 | 道具箱
工夫。

今回行われた削ろう会の目玉狂いにくい台の作り方。

山本氏のお話です。

この人の使っている鉋台は一工夫て言う物ではありませんでした。考えられるすべての事が行われています。

御本人曰くそれでも進化したのは1%位と話されていたのを聴いた事があります。

話しを聴かせて貰っている人も真剣そのもの。

でもその作り方を多くの方に教えられている度量の大きさには驚きもあります。

すべての行程を実際にやって見せて貰えるのですからたまりません。

これだけで会費の何倍もの収穫です。

途中から会場に行った私は刃の研ぎの質問もさせて頂いてひじょうに参考になりました。

次回もよろしくお願いします。

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少し怖い。

2010-09-20 07:29:48 | Weblog
少し怖い。

船から下りると早速鹿のお出迎え。

さわりたいけれど少し怖い。

お母さんの後ろに回ってしがみついています。

でも一人で歩き出すと興味がわいてくる。

帰る頃には、なれてさわれるようになりました。

めでたし・めでたし。

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