アカシアの香は窓辺より忍び寄りほのかに香る木造校舎
義母の家から帰る途中車の中からニセアカシアの木が数本あって花が咲いているのが見えた。
そうだアカシアの花が盛りだ見に行かなきゃと。
川沿いにアカシアの木が数十本集まっている場所がある。
去年い時はもう盛りを過ぎていた。
今行かなきゃ!
アカシアの花が盛りだった。
昨日は五月晴れの美しい青空に風が強かった。
高い梢の枝が風に揺れて白い藤そっくりな花がいっぱい揺れて。。
甘い香りも漂っていた。
私がアカシアの花が好きなのは中学校の敷地にアカシアの花がたくさんあって細長い木造校舎の窓を開けると五月のさわやかな風に乗って甘い香りが教室に入ってきて、白い花が窓の額縁いっぱいに揺れていた。
アカシアの花を見ていると空想好きだった私は空想の世界に入ってしまい、しばしば授業を聞いていなかった。
少女時代と空想の世界を呼び起こす花なんですね 。