2月も下旬となると、日差しもかなり春めいて感じられる。北風の中でも、日向に出ると確実に暖かく思うし、何となく鼻がムズムズするのも季節が変わりつつある証拠。もうあっという間に新年度を迎えることになる。
今回は、そんな日和が裏目に出てしまった。情報を頂きながら中々撮影に出向けず、いつも心のどこかに引っかかっていた工臨の撮影に行ったはいいが、陽炎に阻まれて思うようにいかず、季節が1か月遅かったか、と悔やまれた。
新鶴見区のEF65も続々と国鉄色に戻っているが、本音を言えばこちらの田端区のEF65、いわゆる1000番台の方がしっくりくるのは当然かな。30年前、ブルートレインを牽いて颯爽に目の前を通り過ぎて行った機関車が、今日もこうして撮影できるのだから・・
地味な列車で余生を送っているが、現代を生きる現役の機関車として最後まで写し止めていきたい。
2018-02 9866 EF651105 JR東日本/武蔵野線:吉川付近