goo blog サービス終了のお知らせ 

アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

話題の「トワイライトEXP」を

2014-10-19 20:00:00 | 鉄道写真(DL)

北海道内では、DD51の重連で牽引されるトワイライトEXP。来年の春に廃止と決まってからは特に撮影者が目立つようになった。最近では、乗車したくてもチケット入手が困難と聞く。これは同じ札幌までの寝台特急「北斗星」もしかり・・

非効率→廃止ではなく、どうにか今までとは別のやり方で、新しいコンセプトの列車に生まれ変わらないだろうか。

時間の都合から、架線下での区間で撮影した8002レだが、さすがに北海道だけあって電化区間でもスケールが大きく撮影は比較的しやすいと感じる。ちょうど東北本線の滝沢~渋民のような雰囲気を持っていた。

**************************

2014(H26)-10-05     8002レ  トワイライトEXP         JR北海道/千歳線:美々-植苗


変わりゆく吾妻線

2014-09-24 20:00:00 | 鉄道写真(DL)

今週は、ついに吾妻線の線路切り替えが実施される。例のダム建設に伴い、一部水没する区間が発生し、新線に変わる区間ができるからだ。

アントンKにとって、この吾妻線も昔から結構馴染のある路線だけに、また一つ時代が移ったという気持ちが強い。最初、撮影に訪れたのは、1975年の9月だから、かれこれ40年近くの歳月が流れてしまった。

当時を振り返れば、EF12の牽く貨物列車が毎日運転され、季節特急ではあるものの157系による「白根」という電車特急も走っていた。もっとも上越線には、181系「とき」、信越線にも181系「あさま」が当たり前の時代、ちょうど現在引退すると騒がれている183系1000番代や、189系電車が登場する頃になるから、そう思うと随分と時間が流れたと感慨深い。

草津をはじめ、万座や白根に通ずる観光路線でもあることから、昔から団体列車も数多く入線して、ファンを楽しませてくれた吾妻線だが、ここでは、JR化後まだまもない頃の団臨を掲載したい。何かと話題の日本一短いトンネルとされる「樽沢トンネル」を通過するサロンエキスプレス東京の臨時列車。この頃は、牽引機もELからDLに変わってしまったようだ。

************************

1989(H02)-12-06   9523レ   DD51841  サロンエキスプレス東京     JR東日本/吾妻線:岩島-川原湯


古座海岸を行くトワイライトEXP

2014-09-14 19:00:00 | 鉄道写真(DL)

トワイライトEXPが和歌山に入るとの情報を頂いたので、遠征翌日は、紀伊半島を一路南下、和歌山県まで行き、数十年振りの紀勢本線を撮影することにした。

調べてみたら前回の紀勢線の撮影は、何と1983年だったから、ざっと30年前ということになる。当時は、もちろん国鉄時代、普通列車は、客車でゴハチ牽引、特急こそ381系だったが、非電化区間にはまだキハ82系「南紀」があった。普通列車なのに、「はやたま」と名称があったゴハチけん引の夜行列車も懐かしく思い出される。

そんな忘れかけた時代に、行きたくても行けなかった撮影地で、今回の団体列車を狙おうと最初から決めて向かった、古座海岸の俯瞰撮影。海岸線に隆起した岩がいくつも連なった特徴ある景色は、昔と少しも変わらない。紀勢線を見下ろす山頂から見た情景は、想像以上に素晴らしかった。多分快晴のお天気の性もあるだろう、はるか水平線までくっきり見渡せ、空と海の「青」が心に染みわたるのがわかった。こんな条件での撮影は、近年中々ないと考えると、緊張感で身体が熱くなってきた。

大勢のギャラリーの待つ中、ほぼ定時にDD51重連が姿を現し、続く24系客車が朝日に輝き、最高の場面が目の前で展開された。撮影後は、まるで御召列車撮影直後のような、ドヨメキと歓声、そして拍手まで起こり、一種の連帯感のようなものを感じることができた。確かに今回の被写体自体は、イベント列車ではないものの、団体列車のいわゆる「団臨」だから、大したものではない。ただ、これをきっかけにこんなにも好天の紀勢線の撮影ができたことの方がアントンKにとってははるかに大きかったように思う。

*****************************

2014(H26)-09-14       9027レ  DD511193+1109     JR西日本/紀勢本線:古座-紀伊田原


千葉局のブルトレ「市川・佐倉120周年記念」号

2014-07-20 19:00:00 | 鉄道写真(DL)

関東地方はどうも天気が安定しない。ここのところ綺麗に晴れた日はほとんど無く、カメラを持ち出す気に中々なれない。まだ梅雨明けの予報もないのだから仕方がないが、スカッとした晴れ間が恋しくなってきた今日この頃・・

さて、今日は総武線の佐倉まで、24系の団臨が走ったので、朝の1本だけ狙いに行ってきた。昨日夜行ではるばる青森からやってきた24系は、武蔵野~常磐~新金~総武線経由で佐倉まで入線する。DE10とEF641001とのプッシュプル運行と聞いて、出動を見送ろうと思っていたが、やはり当日になって気になり出し、手軽に撮影できるところで1枚撮ろうということになった。急ぐことなく、ゆっくりと現地に向かい、撮影ポイントを探ったが、流石にこの時間では、どこも鉄チャンで満員御礼状態になっており、あまり近づく気になれず。しかしそれでも、少し離れたポイントから狙うことに落ち着いた。通過時間が迫る頃、ますます鉄チャンや地元の見物人が増えてきてしまい、対応に苦慮したが、そんな中ゆっくりと凸型のDE10が現れた。

普通に撮影したのでは、どこかの入替え中?と言われかねないので、どう撮るか悩んでいたが、HMが装着され、最後部のEF64もかろうじて見えているので、これで良しとしておこう。しかしスノープロウの無いDE10はどこか間抜けで締りがない。写真もいくらDLとはいえ「引っ張り過ぎ」ですな・・

********************************

2014(H26)-07-20     9315レ  DE101751  24系6B+EF641001 JR東日本/総武本線:物井-佐倉


北海道内石油輸送の終焉

2014-05-31 19:00:00 | 鉄道写真(DL)

早いもので、今日で5月も終わり。明日からは夏服着用の6月だ。昨今では、クールビズとかで、昔のように制服の決まりも窮屈ではなくなり、随分楽に感じる反面、こんなところでも何か季節感が感じられなくなったことを実感する。現代の価値観からいったら、炎天下でスーツにネクタイで外回りなんて馬鹿げているか?そういえば、現代の価値観で思い出したが、またJR西日本の「トワイライトエキスプレス」が廃止との発表があった。色々理由を付けられては、人間の情や温もりを伴う列車旅が消えていく。現代人は、列車にそんなことを求めないことは、重々わかっているが、やっぱり寂しい結果だ。全てが目に見えるもの、聞こえてくるものだけではないのに・・・

今月(5月)で、北海道内のオイル列車(石油輸送)もトラック輸送に置き換わったとのこと。最近道内からのタキの余剰車が回送されたことを思い出した。これによって、DD51による北海道内の貨物列車は、原則廃止され、なおかつ、さらに余剰となったDF200まで数両愛知区に転属になると聞いた。こうなると案外早く今の配置図から大幅に変更される可能性が出てきたといえる。そう考えるとDD51もいよいよ正念場を迎えることになる。

写真は、まだ北海道内では、レッドベア(DF200)に交じって元気だった頃のDD51のタキ列車。臨時スジだが、時々三重連になった8771列車。この時も大いに期待はしたが、やはり通常通り重連運転。そう世の中上手くはいかない。

************************

2008(H20)-05-17    8771レ  DD511081           JR北海道/千歳線:北広島-島松