マジョルカピンク

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華麗なるギャツビー

2013-06-18 21:53:50 | 映画
先日観てまいりました。
あらためて考えるとこの有名な作品、あらすじは知っていたけれど、ロバード・レッドフォード版を見たこともなければフィッツジェラルドの原作本も読んだことないのよね。レオ様でリメイクされると聞いて、なんで今「華麗なるギャツビー」なんだろうと不思議でしたが。SFでもアクションでもないのに今どき3Dっていうのもどうなの?と。ですが。いやー見てよかった。というか、むしろ3Dで観るべきでした。
スゥインギング・ジャズの時代。アメリカの光と影を壮大なスケールと映像美で見事に描いております。この大恐慌前の20年代って今まであまり興味が無かったのですが、日本のバブル期にも似て享楽的で華やかで退廃的でちょっと儚くて・・なかなか惹かれるものがありますね。音楽といいファッションといい素敵です。フラッパースタイル、イットガール、女性はみんなセダ・バラやグレタ・ガルボみたい。特に大邸宅で行われるパーティーのシーンの華やかさは圧巻で、大スクリーンで見る価値大いにあり。
成り上がり者が上流階級やお嬢様に憧れ、夢破れるという王道な物語も普遍的で良いです。長く読み継がれている古典の力ってやっぱり凄い。そしてまたレオ様がギャツビー役を見事な演技力で魅力たっぷりに演じきっていて素晴らしいです。
レミゼといいこのギャツビーといい、今年は洋画のパワーとスケールをまざまざと見せつけられた感じがします。邦画が最近不調なので余計にその力の差を感じちゃいました。