マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

閉幕

2010-03-01 23:40:55 | 政治・時事
それこそ「長かったけど、あっという間でした」
バンクーバーオリンピックも終わってしまいましたね。
メダル候補が惜しいところで敗退したりとかなかなかメダルがとれませんでしたが、それなりに面子は保てたのでは?長野を除いては冬季はいつも少ないし、入賞者は多かったですから。みなさん頑張っていましたもの。

閉会式。
さきほど録画していたものをざっと見たのですが、やっぱり長いよね…(汗)
開会式で1本出なかった聖火台の脚をまた戻した演出がオモロかったです。
あと次回開催のロシアのプレゼンは良かったです。幻想的で美しくて、荘厳なイメージ。クラシックバレエのスター達が出てきたり。さすがの貫禄。
途中、マイケル・J・フォックスが出てきたときが一番の盛り上がりだったかな。
屋内に雪を降らせて、その中をニール・ヤングが歌ったりしたのも素敵だった。
ただそのあとはねえ…延々とカナダ出身のアーティストが出てきてのミニ・ロック・フェス
みたいな感じになってましたけど(笑)次々と出てくる出てくる、しかも多少洋楽好きな私も知らないようなアーティストが多くて。グラミー賞じゃあるまいし、こんなにいらないんじゃないかと思っちゃいました。見ていた各国の選手たちも多少ダレていたような。あ、アヴリルは盛り上がってました。

今回のオリンピック、当初国民的な関心はイマイチかなあと思っていたのですが、結果的には大変盛り上がっていたのではないでしょうか。
個人的に民放の番組はどこもJ事務所の男性タレントばっかりだなあと思ってたのですが(TBS中居くん、日テレ櫻井くん、テレ東イノッチ、フジ国分くん)、各局工夫をこらしてなじみのない競技も楽しく見せようとしているから、なんとなく視聴者もつられちゃうってこともあると思います。
多分男女ともに全員入賞したフィギュア選手たちは、元々人気競技ということもありますが帰国したらテレビ出演など引っぱりだこになると思います。

そのフィギュア、今回は盛り上がりもレベルも最高潮でしたがしつこいですけどジャッジだけ最低(笑)禍根を残す大会になったと思います。
そういう意味で後味は悪かったのですが、それでも選手たちの頑張る姿には大いに励まされるとともに、色々と考えさせられましたね…。
「勝って奢らず、負けてくさらず」日本選手団にはこの言葉が似合います。
特に浅田選手。銀でも悔しいと涙をこぼし、ミスについては言い訳もせず。本当に清清しかった。よく浅田選手のことを子供っぽいといいますけど、子供というより邪心がなく天然なんだと思います。天才型の人って結構天然なんですよね。いつもぽわ~っとしてるなってイメージしかなかったのに、しっかりしていますよね。アスリート魂を感じました。人間としても凄いな、強いなって。
ただ昨日今日のニュースなどを見ると早くもソチでは4回転!なんて記事もあったりして、それはどうかなあ??と。
今出来るトリプルアクセルを更に確実性のあるものにしていく、でいいんじゃないのかな。
あの細い体で4回転とか、怪我が心配です。肉体にも更に負担がかかると思う。次々と高望みして周りが騒ぎ立てるのも考えものだと思います。
それにしても今度の不可解採点をめぐる騒動。
ネット、ブログなどでは大変な話題になっていますがマスコミで問題を提起しているのって日テレぐらいですかね。バンキシャとか。プルシェンコのコメントはズームでもやってたし。GJ!と言っておきましょう。

今回騒がれたのも、つくづく日本人がフィギュア好きな国民なんだからだと思います。
多分これが自国の選手じゃなくてもそこそこ話題にされたと思う。古くはジャネット・リン(私は知らないけど)の時代から日本では人気スポーツですからね。

オリンピック選手を強化・育成するためそれなりの予算が必要だ、という話が出てきています。五輪のときだけメダルメダルで普段は自己責任でやれよってのはあまりにも虫の良すぎる話ですもんね。
まあ一理あると思いますが、この経済が疲弊した国で更に僅かな予算をそっちに向けるのか、と思うと「うーん」と考えさせられちゃいますね。あらゆることに余裕がないこの国で、スポーツも芸術もとても贅沢な事のように感じる部分も庶民としてはありますね。実際冬季五輪の競技は競技のためのスポーツって感じで、日常生活に根ざしたものではなく、道具などをそろえるだけでもお金かかっちゃったりするもんね。文化が衰退していくのも、所詮経済問題なんです。経済を良くしていかないと、とにかく何も上手くいかないと思う。

フィギュアに夢中になって明け暮れているうちに、水曜どうでしょうさんのほうも大変なことになっているようです。そちらのほうはまた後日書いてみたいと思います。