京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

絽の藍小花小紋

2006年07月03日 | 夏きもの&夏帯
今年の祇園祭は最高の日程。宵々山宵山山鉾巡行と3連休にあたる。
杉本家はもう夏景色のたたずまい。






粽も整っていた。

ああ、いただいて帰るのを忘れている



絽を着る季節になりました。

・平絽
たて糸をよこ糸にからませて、平織りにしたもの
この搦みでできる空間の事を「絽目」といい、
よこ糸三本、五本、七本ごとに たて糸を搦ませたものがあり、
それぞれ三本絽、五本絽、七本絽という。

・よこ絽
「絽目」が、よこ糸の方向にあります。

・たて絽
「絽目」が、たて糸の方向にあります。

・絽綴
よこ糸の密着したものを綴織(つづれおり)にしてあるものを言う。

・駒絽
本駒糸を使用して織られた絽織物で、先練と後練がある。
さらっとしている。

・絽縮緬(ろちりめん)
通常の縮緬類の糸を使用していて、組織を絽の織り方 


気軽な絽の小紋を今日は着ることにして、
コーディネートをしてみました。


義母の遺したものは、今となれば高価そうな羅、紗など。
普段は気軽なものがいいので、ネット店でお安い名古屋八寸帯を買った。
ざっくりとした独特の雰囲気は、正絹の縦糸に紙糸の横糸で織り成した絽地だから。

帯揚げと帯締めのドットを同じ色目に合わせてみました。


杉本家の表庭でセルフタイマーで撮る。失敗作ながら動きのある画像も、ご愛嬌??

半襟の合わせが開き過ぎで、お恥ずかしいです。






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