目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

滝あり展望ありの位牌岳

2016-06-27 | 山行~伊豆・箱根と富士山周辺

標高 1457m 静岡県

2008年6月1日(日) くもり時々晴れ |

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:55水神社駐車場8:05--(林道歩き)--8:45池の平分岐8:50--9:00池の平展望公園9:15--9:25頃 池の平看板--10:25ヤセ尾根10:35--袴腰の尾根--11:35位牌岳山頂--11:40少し戻ってガレ場の展望地(昼食)12:30--13:38つるべ落しの滝--12:52駐車場

そういえば、以前船形山と泉ヶ岳をセットにして行こうと計画したことがあったが、手帳を見ていたら、ちょうどこのときだった。5月31日(土)から2泊3日の予定になっていた。仕事が云々とメモが残っているから、そのせいで頓挫し、急遽日帰り山行に変更したようだ。

 
左:水神社駐車場 右:池の平にあがっていく分岐

5:25自宅を出発し、途中コンビニで買出しをして東名に上がる。海老名SAで山の神と朝食のパンをかじって、沼津ICで下りる。いかがわしい界隈を抜け、ゴルフ場を2つ越えると、水神社直下の駐車場に到着する。すでにもう何台か車は停まっていて、山の神と出発準備をしていると、あとから2台滑り込んできた。

8:05駐車場を後にする。熊注意のゲートを越えて、しばらく林道歩きになる。駐車場から40分ほどで池の平への分岐が出てきて、ザックを下ろした。思ったほど暑くはなく、むしろ涼しい。


池の平展望公園からの眺め。沼津市側

分岐から10分ほど薄暗い鬱蒼とした森の中を進んでいくと、突然開けて池の平展望公園に出た。ハイキングには、まだ時間が早いせいか誰もいない。山の神と静寂のなか、展望を楽しんだ。

 

 
左:池の平 右:みごとなツツジ

そこから上がってすぐに池の平の巨大な看板が出てくる。椅子やテーブルがたくさんあって、ここで休憩すればよかったかと思いながら、通過した。つるべ落しの滝への分岐を越えて、ヤセ尾根で2回目の休憩にした。

 
左:ここのウラジロヨウラクの花は紅色 右:さわやかな道が続く

ブナの原生林があったり、ミツバツツジが咲いていたり、野鳥のさえずりが聞こえてきたりで、なかなかのヒーリング効果がある場所を気持ちよく移動していく。紅色のウラジロヨウラクが花をつけているところも発見し、来てよかったとしきり。

最後の急な登りを制し、11:35位牌岳山頂に到着した。一組だけご夫婦がいるのみで、あとは誰もいない。静かなのはいいが、ガスっているし、虫も多いしで、山の神と先ほどの見晴らしのいいガレ場に戻ろうとなった。

 
左:位牌岳山頂。展望なし 右:位牌岳より少し戻った展望地から

5分ほどで展望地に戻るが、ガスっていて真っ白。展望は半ば諦めて、山の神と昼ごはんを食べ始めると、なんと今度は団体様が見晴らしを求めてやってきてしまった。たちまち喧騒のうずに巻き込まれて、がっかりしていると、天は見捨てたものではなかった。少しずつガスが流れて、下界が見えてきた(右上写真)。

ちょっとはツイているのかといいながら、12:30下山開始。根方が張り出した歩きにくい道を延々と下り、13:38つるべ落しの滝にたどり着いた。雨が降らないと水流がないこともあると書かれていたが、一昨日、昨日と雨は降っているので、少ないながらも滝の姿を披露してくれていた。

 つるべ落しの滝

12:52駐車場に到着。久々にまとまった距離を歩いたせいか、だいぶくたびれモードだ。それでもまだ13時前だからと、山の神と水神社をお参りしてから帰途についた。帰り道は、渋滞につぐ渋滞で車の中に監禁されたようだった。まず沼津ICまでが遠く、なかなか高速に上がれない。上がってからもいつもの厚木近辺と、東京IC付近のベタベタの駐車場状態がすさまじかった。結果家に着いたのは19:20頃。くたびれ果てた1日となってしまった。

コメント
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