目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

子の権現・竹寺

2012-02-13 | 山行~奥多摩・奥武蔵

000img_1401 標高 約470~480m 埼玉県

2008年1月27日(日) くもり時々晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:20子の権現駐車場9:35--子の権現10:00--11:00すぎ 竹寺(昼食)12:15--13:20子の権現駐車場

ハイキングコースとしてよく採り上げられる、巨大わらじで有名な子(ね)の権現と竹寺をたずねてみた。山じゃないじゃないかといわれそうだが、そう、そのとおり。山じゃない。今回はハイキングなのだ。

朝食を済ませて、7:00すぎに家を出発した。所沢街道を走って、国道299号に入ると、警察官がやたらと目に付く。何ごとだろうと、注意深く観察していると、本日は奥むさし駅伝が開催される日とわかった。そろそろ通行止めにしようかといった様子で、危ういところをうまくすり抜けた。警察官の姿が見えなくなると、今度はウォーミングアップ中の選手の姿がそっちにも、こっちにも。ユニフォームを着て、道端を軽快に走っている。かなり大きな大会なのかな。

ランナーを避けながら吾野方面にひた走る。途中、国道から子の権現へと曲がっていくと、急に細い道になった。しかも雪が着いているわ、ガードレールがない箇所もあるわで、スリリングな道だ。

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左:子の権現参拝者用駐車場 右2点:参道の石仏。かたわらには雪が

9:20子の権現の参拝者用駐車場に到着した。屋根つき、トイレつきの立派な駐車場だが、車は1台も停まっておらず、閑散としていた。山の神と支度をしていると、ようやく1台やってきた。でも、ドアを開けて顔をぬうと現した御仁は、山の格好ではなく、フツーの参拝者だった。

空気はキンキンに冷えていて、冷蔵庫の中に放り込まれたようだ。山の神ともども、寒い寒いを連発しながら、9:35に駐車場を後にする。雪の残った参道を歩いていくと、石仏が迎えてくれた。

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左:子の権現の山門。入ってすぐ両脇に仁王様が直立不動で参拝者を威圧している。右:巨大な鉄下駄

山門をくぐると、もう本堂まではすぐだ。境内に入ると、写真だけで見知っていた有名な鉄のわらじ(冒頭の写真)があった。なでると、やはり鉄だから硬いし、冷たい。この無機質感は遊園地の張りぼてキャラのようだ。隣には、これまた大きな鉄下駄もある。この鉄わらじと鉄下駄目当てに来たわけではないだろうが、この寒い中でも、参拝客はちらほらいた。

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左:境内におわす大黒天 中央:よく観察しないと見落としてしまう弁財天 右:鐘楼付近から本堂を見下ろす

本堂から階段を上がると、ちょっとした丘だ。本堂のとんがった三角屋根を見下ろせる(写真右上)。この後背地には、鐘楼とお堂がある。さっそく景気づけに鐘を撞いて、竹寺へ向けて出発した。竹寺への道も、子の権現の参道に負けずに冷え込んでいた。日のまったく当たらない道で、こちらも、ところどころに雪が残っていた。

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左:竹寺の解説 右:寺なのに神社の造り。子の権現同様、屋根には雪が残っていた

11:00すぎに竹寺に到着した。陽だまりがあって、ここは比較的暖かい。子の権現よりは交通の便がいいのか、団体がつぎつぎにやってきて、賑わい始めた。

07img_1414広い境内を歩き回ってから、隅っこのほうへ移動する。そこで昼食とした。食べていると、寺で飼われている(?)犬がうろうろしていて、たまたまハンターを見つけて興奮し、しきりに吠えるのには参った。おとなしくしてくれよ。

左の写真は、この竹寺のシンボルの鳥居。よ~く考えてみると、寺に鳥居があることに違和感が生じるのだが、漫然と見ていると、何も感じない幸せな人になれる。

12:15竹寺を後にし、来た道を引き返す。午後になっても寒いこごえる道のままで、辛抱を強いられる。一日中、日が射さないとみえる。途中、団体を追い抜いて、子の権現の参拝者用駐車場には、13:20にたどりついた。このあたりは、日が当たるせいもあって、だいぶ空気がゆるんできていた。

帰りは、日高狭山ICから圏央道を使う。渋滞なしで気分よく走り、途中でお茶などしてゆったりまったりくつろいで、夕方我が家に到着した。

ああ、それにしても、子の権現と竹寺は寒かった。雪が残っていたせいにしても、冬はいつもこんなに寒いのだろうか。 

参考:飯能市役所http://www.city.hanno.saitama.jp/

コメント
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