こんばんは
どうやら平成時代は30年で終わるようですね
2019年1月1日から新しい元号になるということです
その半年前から元号が何になるかはわかるそうなので、コンピューター業界も慌てなくて済みそうです
昭和から平成になった時は大変でした
僕は担当のシステムについて半年ぐらい前から検討していたんですが
会議で「早めに手を打っておきたい」と言ったところ当時の経営陣から「そんな不遜なことを言うもんじゃない!」と眉をしかめられてしまい
そのまま年を越しました
年が明けるととすぐにいきなり「天皇崩御」「改元」
「すぐに出てきてすぐに対応しろ!」「お客さんが待っている」
そんなぁ・・・
僕は早めに準備したいと言っていたのに、それはないだろ・・・
しかし「やるっきゃない」
しばらくは大変でしたが、実はこっそりと準備はしていたのでなんとか若さで乗り切りました
考えてみれば、それまではシステム内の日付の取り扱いについては全く意識してなくて
単純に昭和の年数で入力も保存もしていたんですね
うかつでした
あの頃はまだ内部記憶も外部記憶も容量が少なくて年数を西暦4桁で扱う事なんて考えてなかったですからね
最近のコンピューターは容量が大きいので日付の年数を西暦で扱ってもなんの問題もありませんし、データベースがそもそも日付型のデータを扱うようになっているし、西暦から和暦への変換も言語内で簡単にできるようになっています
ただ次の元号がわからない状態ではやはり手の打ちようがないので、早めにわかるのは嬉しいですよね
と自分の都合でばかり改元のことを考えていますが
天皇陛下の「お気持ち」以来、検討が進みあっという間に「退位」が現実的になってきてよかったと思います
天皇は憲法に定められた国事行為のほかに、「国民の安寧を祈る」と言う大切な仕事があります
これらの祈りは我々から見えないところの宮中祭祀として行われているので実はわかりませんが、最高位の神官としてのそれらの行事は大変なご苦労でしょう
それに昨今の国内外の色々な出来事に対して、慰問など丁寧に対応していくのはご高齢の身では大変でしょう
早く皇太子様に譲位されて静かに祈ることができるようになればいいですね