いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
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いわき鹿島の昔ばなし 9

2013-04-24 11:32:26 | Weblog
                                           分類・歴
    氏神様が村社になった話
                        熊野神社 : いわき市鹿島町下蔵持字戸ノ内87-2

             
                        《旧村社、熊野神社》

 常磐・江名線(県道48号線)の下蔵持地域を走行中、道路脇にある神社を目にする=写真。
 この神社は地元、志賀家所蔵の旧記によると同家の氏神であって、弘仁2(西暦811)年より約990年間は宅地内に在ったがその後、村の鎮守となり、村社と呼ばれるようになった。
 
 以来、産土(うぶすな)様として崇敬してきたが、境内が高地にあったために神事やお参りなどに支障をきたし、昭和32年に近隣地の譽田別命(ほんだわけのみこと)を祀る旧小社、三島八幡神社の整地を拡張整備し社殿を新たにした。

 かつては江名浜海岸に神輿を渡御させ、お潮とりの神事を行っていた=例祭は毎年5月7日。

◆延暦23(804)年正月に、坂上田村麻呂将軍が蝦夷征伐に際し勧進したとも伝わる。
 

 
 
                  


 
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