分類:観 鹿島町を見て歩こう(66) いわき市鹿島町下蔵持字戸ノ内87-2 熊野神社 祭神:五十猛命(いそたけるのみこと)=素戔嗚尊(すさのおのみこと)の御子で、民に植林を奨め、航海 漁撈を司った。 速玉男命(はやたまおのみこと)=伊弉冊尊の御子 伊弉冊尊(いざなみのみこと) 泉津事解男命(よもつことさかのおのみこと)=悪事も善事も一言のもとに解決する神 《現在は江名港⇔湯本線(県道48号)の沿道にあるが、元は海抜100mの高地にあった熊野神社》
延暦23年(804)正月、坂上田村麻呂将軍が蝦夷征討に際し勧請したと伝わり、爾来産土(うぶすな)さまとして崇敬してきましたが、境内とした戸ノ内87の1番地内は当地区の最高地に位置するために、神事や参道などで意の及ばぬこともあり、昭和32年5月に近隣地の戸ノ内102番地に譽田別名(ほんだわけのみこと)を祀る旧小社三島八幡宮の聖地を拡張整備し、社殿を新たにし熊野の正床を奉遷するとともに八幡さまも合祀して産土神としました。 ▲志賀家の所蔵の旧記には 「志賀久吉の祖、志賀久左エ衛門の氏神として、弘仁2年(811)」より享和3年(1803)正月まで同人宅地内に在りしを、同年より村の鎮守と為し村社と号す」 と記されています。
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