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豆まき(節分の日)についてのアレコレ
今年(2021)の 「節分の日」 は2月2日(明日)になります。
この日になるのは124年ぶりで、しかも気を付けなければならないのは今年以降は4年に1度、「節分の日」 が2月2日になります。
節分は文字通り〝季節の分かれ目〟という意味があり立春の前日を指しています。
《春が来る、というイメージは枡(マス)豆に詰まっている》
従って今年の立春は2月3日に当たるので、その前日(2月2日)が節分の日となる訳です。
『節分の日』 と言えば2月3日という固定観念がありますが、実は2月2日になったり2月4日になったりしているのです。
《例》1984年=2月4日
1985年~2020年=2月3日
2021年(今年)=2月2日
2022年~2024年=2月3日
2025年=2月2日 という具合になります。
節分といえば 「豆まき」 が定番ですが、近年 「恵方巻き」 を食べるというのも全国的に広がってきたようです。これは元々は関西方面での慣習でしたが下種の勘繰りで言わせてもらうと、食品関係者が販売促進会議のようなデスクに取り上げて、そのアイデアが功を奏し全国に浸透していったのではないかと思われるのですが、的は外れていますかね? 〈蛇足でした〉
《品薄になってきた恵方巻。スーパーの食品売り場で=1日午後4時頃》
肝心の 「豆まき」 と 「柊鰯(ひいらぎいわし)」 についてですが、「柊鰯」 は魔(鬼)よけのためで、鬼が嫌う臭いものと尖って痛そうなもののコラボで玄関先に飾ります。
「豆まき」 は単に鬼を追い払うというだけでなく、豆という字を深堀りすると 『魔滅(まめ)』 という当て字にもなり、「魔を滅する」 の意味合いもあるからだそうです。
《子供たちは毎年、こんな感じを頭に描きながら育っていく》
明日(2日)は枡豆を手にして家の内外で思いっ切り大声を張り上げ、鬼もコロナもあらゆる邪気を追っ払って下さい。