昨日からききはじめた高田泰治による「6つの小プレリュード」。今日これからきくのは、番号順どおりハ短調のそれです。伝承された筆写譜は、バッハ最晩年の弟子のヨーハン・クリスティアン・キッテル(1748年から1750年にかけて師事)によるもの。作品そのものの成立はケーテン時代ともされており、バッハはそれから弟子の教育用に使い続けたということになるのでしょう。高田の使用楽器は、ブランシェの1730年製によるフォン・ナーゲル工房の1998年製で、録音は2011年です。
CD : WWCC-7684(ナミ・レコード)