三位一体節後第22日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「エフライムよ、われ汝をいかになさんや」です。このBWV89(全6曲)は、1723年10月24日に初演されたカンタータ。第1曲から第5曲まではアリアとレチタティーヴォが交替し、いわゆる合唱は第6曲のコラールのみとなっています。なお、第1曲と第6曲のホルン(パート譜ではCorne du Chasse)は、「後年に追加」(『バッハ事典』)されたようですが、ガーディナーたちの録音ではホルンの入った編成で演奏しています。
CD : SDG 171(SDG)