エーリヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン)とアーポ・ハッキネン(チェンバロ)できいているヴァイオリン・ソナタ。これからきくのは、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのための第3番(BWV1016)です。じつにのびやかなソナタですが、第3楽章のアダージョ・マ・ノン・タントは嬰ハ短調に転じ、哀感をおびた美しい旋律が奏でられます。録音は2011年と2013年。使用楽器は、ヴァイオリンがジュゼッペ・ジョヴァンニ・バッティスタ・グァルネリ(フィリウス・アンドレア)製、チェンバロがフランク・ルトコフスキーとロバート・ロビネット(ヨーハン・アードルフ・ハスによる)製です。
CD : AE-10236(AEOLUS)