毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先日紹介した、礒山雅博士の遺作『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)に続き、まだこのブログで未紹介だった同著者の『バロック音楽名曲鑑賞事典』(講談社学術文庫)について紹介しておきます。同書は2007年に発刊された文庫本で、バロック名曲100選について、作曲家や作品の解説ほのか、「個人的な感想や思い出話」が語られています。管理人の所持しているのはこれの第6刷(2018年)のもので、推薦CDやDVDは、古くはなってきているものもあります。バッハについては、「ヨハネ受難曲」をふくめ、23曲が選に入っています。比率としてはバッハは大きめですね。いっそのこと、バッハをのぞき100選でもよかったように思えるのですが、やはりバッハがあるなしでは、売り上げがちがってくるのでしょう。事典として実用的かどうかはともかく、おもしろい本であることはたしかです。

バロック音楽名曲鑑賞事典

コメント ( 4 )



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コメント
 
 
 
Thank you! (Gehen)
2020-05-20 22:01:49
いつも楽しみに読ませてもらっています。

こんな本があるんですね。

早速読みたいと思います。
 
 
 
コメントありがとうございます (aeternitas)
2020-05-21 12:38:52
Gehenさん、いつも弊ブログを訪問していただきありがとうございます。

礒山先生は、テレビやラジオでの語り口もそうでしたが、執筆においても親しみやすい平易な文章で、紹介した文庫本も同じく楽しめるものです。

バッハに限れば、講談社新書に「J・S・バッハ」という本があります(ご存じかも)。初版が1990年なので、研究的には一部古くはなっていますが、こちらも楽しめます。
 
 
 
Thank you! (Gehen)
2020-05-21 23:25:56
ご返事くださりありがとうございます。
ご紹介いただいた『J.S.バッハ』はたしか以前一度読んだことがあります。
磯山先生の文章は難しいはずの内容なのにわかりやすく、読んでいてとても勉強になります。
バッハの素晴らしさとその精神性がよく理解できます。

『バロック音楽名曲鑑賞事典』も早速注文しました!

これからもブログを拝見するのを楽しみにしております。
 
 
 
やはり既読だったのですね (aeternitas)
2020-05-22 10:43:33
Gehenさん、再びコメントありがとうございます。

礒山先生の本は、たまに、ちょっとうっかりもありますが、どれもおもしろいですね。

そのうち、『マタイ受難曲』(ちくま学芸文庫)も記事にする予定です。
 
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