今週のバッハは、マルック・ルオヤラン・ミッコラによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」です。ルオヤラン・ミッコラは、1957年、ヘルシンキ(フィンランド)生まれのチェロ、ガンバ奏者。このブログでは、ロ短調のフルート・ソナタ(BWV1030)を、ガンバとチェンバロ用に編曲したものをきいています(記事は「ソナタ ト短調 BWV1030a」)。今日からきくのは、2013年と2014年に録音されたアルバムで、番号順ではなく収録に楽しむことにします。今日きくのは、有名なチャッコーナ(シャコンヌ)をふくむパルティータの第2番。もちろん、ヴァイオリンではなくチェロでの演奏で、原調のニ短調からト短調に移調されています。使用楽器はバラク・ノーマンが1700年ごろに製作したチェロです。
CD : CKD 548(Linn Records)