復活節前第4日曜日(四旬節第3日曜日)にきくのは、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドによる「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」(BWV230)です。この日のためのカンタータとしては、ヴァイマール時代に初演された「罪に手むかうべし」が伝承されているのですが、今年はこれまでの四旬節中の日曜日と同じく、クイケンたちのモテットをきくことにします。なお、このモテットはその真作性に疑義がもたれています。また、失われたカンタータの一部とする研究もあるようです。
CD : ACC 24331(ACCENT)