これから楽しむのは、オーストラリアのピアノ奏者、ジョフリー・マッジによるによる「トッカータとフーガ ニ短調」です。収録されたアルバムは、「A Cathedral of Sound - The Bach Busoni Transcriptions」(Zefir Records ZEF 9698)で、このブログでは度ウアルバムからすでに、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」をきいています。アルバムは2003年の録音。収録曲のほとんどはオルガン・コラールで、1曲をのぞきフェルッチョ・ブゾーニのピアノ編曲によっています。それにしても、ブゾーニはこのトッカータとフーガをバッハの真作と信じて疑いもしなかったのでしょうが、いまはその真偽が議論となっています。