今日から明後日まできいていくのは、マシュー・ダーストとアルス・リリカ・ヒューストンのメンバーによるオルガン協奏曲。「The First Organ Concertos」と題されたCDには、ヘンデル(1曲)とバッハ(3曲)が収録されており、ここではバッハのみを収録順に楽しみます。これからきくのは、チェンバロ協奏曲第1番をオルガン協奏曲として再構成したもので、オルガン独奏はダーストです。ダーストは1961年、ヒューストン生まれの、オルガン、チェンバロ奏者、指揮者(共演しているアルス・リリカ・ヒューストンの創設者でも)。オルガンは、ヒューストンの聖フィリップ長老教会の2010年建造のそれで、アルプ・シュニトガーらの北ドイツ系の音色を踏襲しているとのことです。アルス・リリカ・ヒューストンは弦楽がパート1人の3人、通奏低音が2人という編成。録音は2018年です。
CD : LRCD-1138(Loft Recordings)