復活節後第1日曜日にきくのは、「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」です。このカンタータは1724年4月16日の初演。合唱曲からはじまり、アリア、レチタティーヴォ、コラール、レチタティーヴォ、アリアと合唱、コラールという全7曲からなっています。選んだ録音はギュンター・ラミン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、トマス合唱団(聖トーマス教会合唱団)による1954年のCD(Berlin Classics 0032912BC)です。この録音を選んだののは、2023年のバッハ・メダルをトマス合唱団が受賞したため(録音状態はあまりよくありませんが)。なお、ラミンは、前代トマスカントルのカール・シュトラウベとともに、カール・リヒターの師でした。