毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日(大天使ミカエルの祝日)に続き、今日もきくのはカンタータ(演奏もひき続きトン・コープマンたち)。これからきくのは、三位一体節後第17日曜日のための「おのれを高うするものは、卑(ひく)うせられ」で、1726年10月13日に初演されています。このBWV47は全5曲からなり、第1曲の合唱は、228小節の合唱フーガ(コープマンの演奏時間は5分22秒)。しかし、器楽による長い序奏があり、ようやく第45小節からテノールが入ります。第2曲は演奏時間が8分4秒という、長大なソプラノのアリア。はじめの2曲だけで全体(演奏時間は19分27秒)の7割という、なんだかバランスの悪い構成です(演奏にもよるのですが)。

CD : CC 72218(Challenge Classics)

CC 72218

コメント ( 4 )



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コメント
 
 
 
「外形的因子:長さ」のバランスの問題でしょうか (benrather)
2013-05-20 22:18:34
1曲目(Wer sich selbst erhöhet, der soll erniedriget werden・・)と2曲目(Wer ein wahrer Christ will heißen・・)は47番の主題そのものだから、ということだと思いますが。
 
 
 
benratherさん、はじめまして (aeternitas)
2013-05-21 08:36:29
鋭いご指摘ありがとうございます。
 
 
 
ぶしつけをお許し下さい (benrather)
2013-05-22 22:10:41
いきなり個人的感想を述べてしまいましたことを御容赦下さい。私自身はここで唱われる”ein wahrer Christ"ではありませんが、BWV36-7のariaとならんで詞に深い同感を覚えてきたため、先のような感想を持っておりました。仰られますように、それを”長くかんぜしめるか否か”は演奏次第とも思っております。
 
 
 
benratherさん、お詫びには及びません (aeternitas)
2013-05-23 08:41:46
このブログ、おわかりと思いますが、質(内容)より量(回数)で毎日記録しています。つまり浅薄なブログですので、benratherさんのコメントのように、鋭いご指摘はとてもありがたく感じています。前回のわたしのコメントが一行だったのは、多忙にまぎれてのことで、こちらこそ失礼いたしました。
 
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