昨日(大天使ミカエルの祝日)に続き、今日もきくのはカンタータ(演奏もひき続きトン・コープマンたち)。これからきくのは、三位一体節後第17日曜日のための「おのれを高うするものは、卑(ひく)うせられ」で、1726年10月13日に初演されています。このBWV47は全5曲からなり、第1曲の合唱は、228小節の合唱フーガ(コープマンの演奏時間は5分22秒)。しかし、器楽による長い序奏があり、ようやく第45小節からテノールが入ります。第2曲は演奏時間が8分4秒という、長大なソプラノのアリア。はじめの2曲だけで全体(演奏時間は19分27秒)の7割という、なんだかバランスの悪い構成です(演奏にもよるのですが)。
CD : CC 72218(Challenge Classics)