昨日はひさしぶりのカンタータをきき、グスタフ・レオンハルトの「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」も一日休みました。今日からまた、このレオンハルトの名盤をきいていくのですが、降誕節をはさむためちょっとイレギュラーになる予定です。で、今日きくのは変ロ長調の第21番(BWV890)。おだやかな朝にきくのにはぴったりな、かわいらしさ(一抹の寂寥感も感じます)のある2部形式のプレリュードに、3声のフーガが続きます。フーガ主題にはいわゆる「ため息」音型がふくまれるため、じつに「ため息」がたくさんです。
CD : BVCD-38098~99(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)