毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンによる無伴奏チェロ組曲第3番(2018年録音)。このBWV1009もほかの組曲と同じく、プレリュードにはじまり、舞曲のアルマンド、クーラント、サラバンドと続きます。ことなるのはつぎの当世風舞曲で、この第3番、そして第4番は二つのブーレーとなっています(舞曲の最後はジーグ)。第1番と第2番は二つのメヌエットでしたし、第5番と第6番は二つのガヴォットなので、バッハは計画的に当世風舞曲を採用したものと思われます。ヤマヒロ・ブリンクマンのブーレーは、軽快さとともに低音の深みもあり、第1のキレのよさと第2のレガートさが対照的で、とても楽しめます。楽器は、製作者不明の17世紀イタリアのチェロ。弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントン製作のそれです。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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