降誕節第3日にきくのは、カンタータ「見よ、父のわれらに賜いし愛の」。このBWV64は1723年12月27日に初演されたカンタータで、第1曲の合唱曲はホ短調をとり、この時期のカンタータのイメージからは遠い厳粛な音楽です。演奏は、一昨日、昨日に続きトン・コープマンたちによるもの。独唱は、ドロテア・レシュマン、ボグナ・バルトシュ、クラウス・メルテンスで、管弦楽と合唱はこれまでと同じく、アムステルダム・バロック・オーケストラと同合唱団です。
CD : WPCS-10156/8(ワーナーミュージック・ジャパン)