デラシネ(deracine)

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6回に“ふたりのリョウタ”のビッグイニングで逆転勝ち。藤浪6勝目!

2013-07-14 22:53:23 | 阪神Tigers
金曜から旅に出ておりましたので、6連勝のタイガース記事は書けてませんでしたが、
今日は開始からゆっくり見れました。
雨で37分遅れのスタート、そして途中も雨が降る中での試合。

気の毒ではありましたが、自然には勝てない。
しかしタイガースは横浜に勝ちました!!


先制され、三浦を打てず、藤浪がどうにかしのいでしのいで迎えた6回裏。
先頭の大和が内野安打そして盗塁。これが導火線でしたね。これが無かったら今日負けてたでしょう。
バッテリーは動揺したか鳥谷四球、マートン進塁打で、新井にも四球で満塁。
三浦がこの回突如乱れます。

そして今成が初球を叩いて2者生還の逆転タイムリー!!
もう絶好調ですね、今成は。バッティングが見事すぎる。
4回のチャンスでは凡退したのを取り返しました。
さらに坂四球から藤井もタイムリーで三浦KO。

これで2点差、藤浪に勝ちもついたし、あとはリリーフでと思っていたら、
自打球で退いていた西岡に代わって1番に入っていた良太が!!
なんと!!
このところ不調を極めてスタメン落ちすら多かった良太が!!
なんと!!
満塁ホームラン!!!!!!
正直気持ちで持っていった満塁ホームランでした。よかった。


絵に描いたような逆転劇。
横浜に反撃されますが、今日一軍の森田にもタイムリーが出てダメ押し。
昨日完封負けの嫌なイメージをすぐに払拭して明日からの読売戦を迎えます。
打線がコンスタントに点を取れれば、そう簡単には負けないと思いますが…
鳥谷がちょっと心配。四球は多いけど…


藤浪は初ナイター、打線の助けもあって6勝目でしたが、
2回、そして6回のピンチをしのぎます。特に6回はブランコから三振、しびれました。
球に勢いがありましたね。変化球も要所で決まってました。
オールスターは無理せずに、後半戦また頑張ってほしい。

誤算は加藤とボイヤーかな。まあでも勝ったから良しとしましょう。
ただ、ボイヤーは今後厳しいね。あれなら打たれても若手入れたほうがいい。
守備は全体的に良かったですね。鳥谷のセカンドからのトスを素手キャッチ→ゲッツーはスーパープレー!


さてこれでカード勝ち越し、首位読売が中日にまさかの3タテ食らい、
ゲーム差が1.5で首位攻防3連戦を迎えることとなりました。
欲を言えば3連勝がいいけど、最低でも2勝1敗で0.5差にはしておきたい。
そのためには明日は能見。相手は杉内。打線が頑張れば勝てます。


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明日はNOAH 後楽園ホール大会!

2013-07-13 22:37:30 | プロレス
プロレスリング・ノア、怒濤の「6週間で5度の都心興行」、
3回目は後楽園ホールでの「Jrヘビー級タッグリーグ」開幕戦です。
明日12時開始です。


私は当初この大会はパス予定でした…とかは書かなくていいか(笑)

いま、宇都宮の某所でこれを書いてるんですが、三連休は旅に出ており、
昨日夜から福島へ行き、今日は競馬、夜は宇都宮でお酒を…とかも書かなくていいか(笑)

とにかく、旅する予定でしたが、NOAHとは沈む日まで一緒と決めている以上、やはり行かねばと。
(単にスケジュールが諸々アレで、明日は東京に帰る以外なかっただけ、とかも書かなくていいか(笑))


さて、タッグリーグには10チームが参加。
新日本のライガー&タイガーなど注目のチームも参戦しますが、
やはり期待はNOAHの石森&小峠です。


去年優勝だから、ってのもありますが、
ノアジュニアを…このタッグリーグも含めて…盛り上げてきたKENTAや丸藤はヘビーへ戦場を移し、
他の3人も上にいましたが移籍してしまったため、
ノアジュニアを所属として盛り上げる重い責任を負ってしまいました。

でもその重圧に押し潰されるどころか、
石森はジュニアシングルのチャンピオンとして、
小峠は杉浦をも唸らせる熱いファイトで、
ノアジュニアを盛り上げています。

彼らが優勝して、タッグのベルトを巻くことはファンの期待であり、
様々な状況を考えれば、もはや義務としてもいいかもしれません。
戦いぶりに注目しましょう。


他にはリッキー・マルビンが久々の登場や、初来日で大人気だったガストン・マテオなども来日。
ロデリック・ストロングも来る!

ザックセイバーJrと小川は6・30で不穏な空気だったが果たして?


などなど見所盛りだくさん、明日開幕、28日後楽園で優勝決定戦となります。


他にもGHCヘビー、KENTAvsヨネの前哨戦やマイバッハvs中嶋のシングルなど盛りだくさん。

暑い夏には熱いプロレスが似合うと思います。

第8回酒場放浪記@代々木公園→吉祥寺。良い店に感動。

2013-07-10 23:43:50 | グルメ関連
7月6日土曜日に、約4ヶ月ぶりの酒場放浪をしてきました。
実は6月アタマに恵比寿で予定していたんですが、最初にクラフトビアフェスティバルに行ったところで酔って終了(笑)
まだ昼過ぎだった。

その仕切り直しとなった今回は、また友人Sがステキなところへ連れていってくれました。

タイトルには「吉祥寺」とありますが、まず最初に集まったのは原宿。
そこから代々木公園へ歩き、
「福島フェスmini」という震災復興イベントへ。
詳しくはこちら(もう終わりましたが)→http://fes.fukushima.jp/

その会場手前から屋台やエコっぽい物を売る店などたくさん出ており、
どこからが福島フェスminiだったのかわかりませんでしたがようやく判明。
そこで福島の地ビールを2杯と、白河清流豚の串焼きをいただき、いろいろ出店を見て回りました。

超炎天下でした。あまりの暑さに熱中症寸前でしたがビールに救われた!?
HPにもありますが有名シェフが作るお料理も販売。ただいい値段で…この後酒場巡り予定なのでそれはパス。
ちなみに全然関係ないですが、この暑さで、私は今年帽子を買うことにしました(笑)

福島おいしい大賞、というのが行われていたようです。我々が行った時間は特に…


会場で配られていた福島県の観光案内。袋には「八重の桜」のマスコットキャラ「八重たん」。鉄砲はいいのか(笑)


福島を支援とか応援とか、そういう高尚な気持ちではなく、
日常の一部で福島を心に留めておく、それで十分なんだなと思いました。
会場にいた多くの人たちは代々木公園に遊びに来る中で、自然に過ごしていたと思います。




その後電車に乗って吉祥寺へ向かいます。新宿から快速なら3駅ですか。
まずは吉祥寺のシンボル?「いせや総本店」へ。
BS-TBS『吉田類の酒場放浪記』の記念すべき放送第1回に登場した名店中の名店でもあります。
駅から遠くない街の真ん中で、串焼きを焼く煙が広がる、ちょっと普通では見られない光景。
吉祥寺はすごい。井の頭公園も行きたかったが今回はパス。
並んで入るのも覚悟したけど、待たずにどうにか相席でも座れた!!

そしてこの店、やはり凄かった。
熱気、店員の動き、客の盛り上がり、そして食べ物の美味さ!!
完璧。
これぞ酒場の中の酒場。特に焼き鳥はいくらでも食えていくらでも酒が進む!!
1軒目からビール三杯いきましたね。やや塩が強めながら、肉が最高!!値段も安い。
1人前4本の盛り合わせをいただきました。レバーなんて他の店のは食えない!正肉、カシラ、皮もたまらん。
レバニラ炒めももう言う事なしで、枝豆でさえもクオリティ高い!!


そんな感じでしたが、我々の相席となった向かい側にはアメリカ人の親子が。
子供は13、4歳かな?スマホに夢中。どこの国も一緒ね。
お父さんと2人で来てましたが、子供にはちょっとヘビーな店かも。
お父さんは日本語もそれなりに上手、青森の三沢基地に3年いたというから軍人さんだったのでしょう。
その後東京で10年お勤めだそうで。いせやにはよく来るみたい。そんな交流もありました。

とにかく、この店は素晴らしい。メニューも絞り込まれているし、店員の対応は早いし。
混み合うときは客も協力。でも長居をする店でもないと思いました。パパッと楽しむ店。

…いや、時間と事情が許せば長居してたな、たぶん(笑)。


そして二軒目は、これも酒場放浪記に登場した「玉秩父」。
「いせや」からは反対の方角へちょっと歩いて、駅を過ぎて路地に入ったあたり。
元力士の玉秩父さんがやっているお店です。
カウンターだけの小さなお店。相撲関係の物が多く飾られていました。
既に常連と思しき方々が2組5人ほど。Sと2人、カウンターでおそるおそる始めたのですが、
マスターの玉秩父さんが優しくて、また常連の方々も居心地良くて、緊張はすぐにほぐれます。

マスターが途中までは一人で頑張っているのもあって、ゆっくり過ごし、
白イカ刺し(新鮮でうまい)、銀タラの煮付け(絶品。豆腐も一緒だった)をいただきます。
そしてペースが上がってきた我々は日本酒へ。これが岩手・大槌の酒「浜娘」。復活したと話題になりましたね。
純米がうまくてうまくて、3杯飲んだかな?常連の方、マスター、そして途中からきたママさんとも話が弾む、
酒はどんどん入る、肴はえーと、アスパラ食べたな、あとうなぎも食べた!!串焼き1000円だった。全部うまい!!!
途中からはもう酔って、楽しくて、よく覚えていません!!(笑)
とにかくいい店だった。また行きます!!!(てか過去も含めて今まで行った店、全部再訪したい)
ちなみに私の父親に関する「ある事」でも盛り上がりました。玉秩父さんと歳はあまり離れてなかったなあ。
元関取・玉麒麟こと田上明(プロレスリング・ノア社長)のことはどうやらあまり知らないご様子でした。
いやもう、あんないい店が、近所に欲しいね。


その後インターバルとばかりに喫茶店ルノアールで休憩も、
友人Sがギブアップ。てか私ももう1軒はかなり厳しかった。もう1軒行ったら井の頭公園に沈んでたかも(笑)
その後は吉祥寺駅でSと別れ、井の頭線寝過ごし渋谷折り返しなどもやらかし、ほうほうの態で帰宅。
でも意外と二日酔いはせず。いいお酒、楽しいお酒だったからでしょうね。


酒場放浪はやめられません。次はどこにしよう。
吉祥寺も、ハーモニカ横丁とか行ってないから、リベンジしたいなあ。

5連勝!西岡4打点!沖縄シリーズは連勝でした!!

2013-07-10 23:10:25 | 阪神Tigers
タイガース、沖縄でさらに連勝を伸ばしました。
中日に今日も勝って5連勝!!
2位固めはもはや完全に成し遂げられ、あとはいかに巨人を追うかですね。
その巨人も負けませんね…

今日も打線が好調。
ここのところ起用されて結果を出している、今成や坂がいい感じ。エラーはダメだけど。
西岡は3安打4打点1HRの大暴れ。ヒーローインタビューも絶好調だったね。
12安打で6点。鳥谷がもうちょっと調子良ければもっと点が入ってたかも。
スタンリッジも2安打。能見といい、タイガースの投手はよく打つね。
投手も打者、もっともっと投手も打撃練習すべきですよ。

投げてはスタンリッジが7回1失点。5勝目。
今日は筒井、ナベが後を締めて、リリーフをうまい具合に休ませられました。
やっぱり先発が7回もつのは大きい。

とか書いてますが、ほとんど見れず。今日は帰りがやや遅いのと、
この時期は帰ってくるとすぐ風呂になるので…


中日に元気がないですね。ルナが欠場ってのも痛いけど、
投打共に怖い中日はどこへ行ったのか。
とか書いてるけど対戦成績はやっとこれでイーブン。
スタンは5勝中3勝が中日でしたか。

沖縄は台風が来てるから、今日は祝杯上げても、
明日は早めに大阪帰ってね。


金曜からはベイ、そしてオールスター前最後の首位攻防戦vs読売。
読売戦をいい状況で迎えるためにも、ベイには3つ勝ちたい。
これまでは1戦1戦1つずつの思いできたけど、欲が出てきた(笑)
首位には立てなくても、十分狙える位置につけて折り返したいですね。


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沖縄で初開催初勝利!能見8勝目、新井貴浩4打点!!

2013-07-09 22:59:38 | 阪神Tigers
※プロレス・ノア関連の記事はこの下になります。

日曜はせっかくのマエケン打ち、藤浪勝利の3連勝が見れず、記事も書けずでした…いい試合だったのに。

さて今日は沖縄での初の公式戦、タイガース勝って4連勝です。
沖縄で初めてだったんですね。しかもタイガース主催。開始は19時!!


初回に大和以下いきなりの5連打。先制は大事ですね。これで主導権を握ります。
5連打なんていつ以来だ…マートンタイムリー、新井貴浩2点二塁打!!

ところがここからタイガースはゼロ行進。逆に能見は徐々に打たれ始め、
5回もピンチに…打者大島。ここで、私は帰宅してテレビをつけました。
しかし能見が踏ん張ります。
そうすると6回裏には新井貴浩がマートンのヒットに続いてレフトスタンドギリギリに飛び込む2ラン!!!
新井、沖縄で4打点!今日は泡盛がうまいはず!!

能見は7回、疲れが出たか、ピンチに。
しかし荒木のゲッツー崩れの間の1点だけで踏ん張ります。こういう踏ん張り方ができるのがエース。
8回には坂が出て藤井送って西岡タイムリーという下位からチャンスを作ってダメ押し。

完全な横綱相撲。先制、中押し、ダメ押し。エース好投、中軸が打って、新外国人ボイヤーも勝ち試合で試せた。
言う事なしの4連勝!!守備の乱れは初の球場とはいえ、いただけないのもあったけど。

和田監督のナントカ報道があってからむしろチームは勢いが出たか?!
3位以下を大きく引き離す意味でもこの4連勝は大きい。明日で5連勝、いきましょう。


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7・7プロレスリング・ノア有明コロシアム大会観戦記(3)雑感をちょっとだけ。

2013-07-09 22:38:08 | プロレス
観戦記2本書いた後もtwitterや記事へのコメントで、
そういえば…ってのをいくつか思い出したので書いておきます。

・七夕ってことで休憩時にはドリカムの「7月7日、晴れ」とか流れてたし、客出しには、
洋楽(ルイ・アームストロングですかね?)の「星に願いを」が。いい雰囲気でした。

・相変わらず、国際展示場駅周辺、コロシアムへ向かう橋(コロシアムブリッジ)、
そして会場入口にもNOAHを感じさせるものがない。難しいのかもしれないけど、
せめて、会場入口に何か飾れないのかなあ。有コロは意外と殺風景。ビッグマッチに相応しいものがほしい…

・また、会場外、会場内ともに、案内係の人は一生懸命やっていたが(特に外の人は炎天直下、大丈夫だったかな)、
そもそも案内板とかが少ない。有コロは座席の配置が非常にわかりにくいので、工夫が必要。
それも含めての「おもてなし」「最高の接客」だと思う。まだまだできることがあると思う。

・飲食物の売り場の少なさに驚いた。まあ、元々飲み食い物は用意してくる人が多い日ではあったと思うけど。
でもお祭りなんだから、もうちょっと何か…

・文句が多くなったが、終了後の会場の雰囲気、そしてグッズ売り場とかの熱気は凄かった。
あれがいい大会だった証拠。グッズも、のあのあも、今後の大会のチケットも買う人多かったのでは。

・浴衣で来た人には特典、ってのもいい企画だった。また続けてほしい。
大したお金がかからずにできること。女性ファンも多いNOAHなんだから、女性ファンをつかまないと。

・観戦に同行した後輩が、のあのあで色紙を当て、「藤波&越中vs小川&雅央」をもらった。
正直、うらやましい。こんなカードが見られるなんて、1990年代には考えられなかったよ。
藤波はシングルにも色気があるみたい。越中共々NOAHに上がっていろんなカード、実現させて。

・次のビッグマッチは10月5日の横浜文化体育館。12月7日の田上引退試合@有明コロシアムも決定。
大阪での秋のビッグマッチはないのかな…今後、どういう流れになっていくでしょうか、注目です。
まずは7月後半はジュニアタッグの季節です。


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7・7プロレスリング・ノア有明コロシアム大会観戦記(2)メイン以外の試合と画像。長文です。

2013-07-08 23:55:44 | プロレス
観戦記その2です。
大会全体と、メイン以外の試合を。

と思いつつもメイン補足。
負けた丸藤だけど、ここしばらくはケガ、欠場があったり、
何らかの事情か、負けることも多かったし、
そもそも彼本来の動きとはちょっと違う…そんな日々でした。
しかし長期欠場から復帰して1年半、やっと本来の丸藤の姿が見えました。
昨日の記事では書ききれませんでしたが、ロープに振られたところを側転したり、
不知火を着地前に背中にヒザを立てたり、とにかくひらめきと運動神経と、キレにキレてましたね。
今のNOAHのエースはKENTAでも、KENTAだけではNOAHはやっていけない。
その対角線に常にいるのが丸藤でなくてはいけない。
この2人のプロレスを見たい人は大勢いると思う。今度は地方でもやってほしいですね。
試合中は場内沸き返ってましたが前と後が意外と静かだったんですよね。
何と言うか、神聖な一戦を見るというか、そんな感覚の人が多かったんだと思います。


大会は猛暑の中でした。
14:25ぐらいに着くと、有明コロシアム前は長蛇の列。
ただ、中に入るとそれほどでもなかった(笑)
観客は主催者発表で5400。北側(か?テニスコートの長方四辺形の短い辺の1つ)を入場ゲートにしてつぶし、
上半分に入れないのはいつものこととして、アリーナに対して斜めになる部分にも客を入れてました。
カード、最近の勢いを考えれば、正直喜べる人数ではありません。ましてや切り札カードで。
とはいえ、過去の有明コロシアムと比べて、悪くはなく、指定B席(用意された席の上のほう)まで、
割とよく入っていたと思います。アリーナは一部空席もありましたが、あの値段を考えれば悪くはない。
また昨年末抜けた5人がいない、小橋もいない、そこを考えれば上出来だったと言えるかも。
もちろん、大仁田、越中、藤波、矢野、飯塚といった他団体あっての興行ではありましたが。


入場時にまたタオルが配られて、これで3つ目。
うーん。バッグがタオルでいっぱいになる。今回は過去と比べて最も品質が(ry
タオルは盛り上げにはいいアイテムですが、拍手ができない、また試合をじっくり見る傾向があるNOAHファンには、
どうでしょうか。私の目には使っていた人は3分の2、いや半数ぐらいのように見えましたが。
(TMDK、石森入場時はちょっと別)
入場ゲートは…笹の枝に短冊つけて七夕飾り。私が書いたのもあったでしょうか。。
それにしても有明コロシアムは音響がいいなあ。



まず14:50ぐらいに?大川リングアナの前説スタート。タオルの振り方講習。
ここで明日帰国する、カイル・セバスチャンが登場。また来てね。いい人でした。

14:55ぐらいにオープニングスタート。15時より前に会場が暗転したため、
まだ続々入ってくる人がいるのになあ…席わからないだろうに…ただでさえ有コロの席は難しいのに…と思った。
少なくとも開始時刻前に暗くするのはやめてほしい。初めて来た人は「?」だと思う。
進行の都合とかもあるのはわかるけど。見る側も、余裕を持って5分前には席に着いておきたいものです。
スクリーンでは明治安田生命、ザ・リーヴ、さらには「ブシロード」(カードゲーム、キンプロ)のCMが流れていました。
あとヨネのCDデビューのCMも。開始前に会場内で流れていたのはヨネの歌声です。


私の席は非常に見やすかったのですが、後ろのお客さんが久しぶり?にNOAHを見た方ご一行様だったのか、
4、5人のグループながら反応が薄く、しまいには「○○○のほうが試合は面白いな」とか言ってくれる。
ただ、メインでは全然それまでと違った反応。そういう雰囲気に持っていけるカードなんですよね。
1つだけ。丸藤の決め技は「エメラルドフロウジョン」じゃないよ。「タイガーフロウジョン」だよ。

さて、スタートから振り返ります。
15時開始でまず田上社長がテーマ曲と共に入場。
今年の12月7日の有明コロシアム大会で引退試合を行うと発表しました。
ところがこの挨拶が盛り上がらない。やる気見せてほしかった。大事な大会なのに。
田上のキャラと言えばそれまでだけど、せっかくのオープニングがダラダラしたものに。
5・12方舟新章では気合い入ったいい挨拶ができていたんだけどね。


そんな空気の中第1試合。熊野vsマイバッハSUWAJr。
SUWAJrのセコンドにはSUWA。ジュニアはNOAHではあまり見れない動きを見せてくれるから楽しい。
熊野は確実に成長。切り返しだけじゃなく自分で動いていけるようになった。
そして第1試合に相応しく、ジュニアの徹底した腰攻めから変形逆片エビで熊野タップ。
この腰攻めがまた理に適っていてよかった。タダ者ではないな!(笑)


第2試合は14日からのジュニアタッグリーグ戦を控えて「JrTAG LEAGUE PREVIEW」と銘打たれた6人タッグ。
小峠&ザック&カイザーvsペサディーヤ&スレックス&原田。それぞれが持ち味を出したけど、
やや盛り上がりには欠ける場面も。てか6人ともチームバラバラじゃないの…
その中でザックが切れのあるムーブと打撃と関節技を披露、場内の歓声を引き出します。
カイザーも入場時のサインボール投げで意外な肩の強さを見せ、試合でも突貫ファイトで沸かせます。
ペサ、スレックスはまだNOAHに慣れてない印象も。気になったのは小峠と原田。
特に小峠が原田に敵意むき出しで向かっていった。これは個人的には第2試合でやることか?と思った。
まだ温まりきっていない場内、初めてNOAH見る客も多い中、個人の感情が先って…攻防は良かったけどね。
最後はザックがどうすればそんな動きができるの?!って動きからの腕ひしぎでペサからタップ勝ち。
ザックは本当に素晴らしい選手になった。新日本では同郷イギリス出身のP・デヴィットが旋風を巻き起こしている。
ザックも負けていられない。背もあるし、ゆくゆくはもっと上でもいかも。
↓明治安田生命のCMキャラ、うさりんも登場。


第3試合ではマイバッハvs彰俊。マイバッハは新型さすまた、さらに肩に水色のラインを入れてきた。
いろいろやろうとしているのはわかるが、ファイトは至って単調だったと思う。
彰俊が場外での滞空時間の長いブレーンバスター、デスパニッシュなどで攻めるも、
マイバッハはレフェリーを巻き込み、さすまたで攻め、さらに先日の後楽園でみ見せた鉤型さすまたでのデスロック!
そしてマイバッハプレスでピン。正直パッとしない試合だったけど、むしろ、初めて見た人は驚いたかも。
私はフィニッシュのマイバッハプレスの決まり具合が良くてびっくり。彰俊、第3試合であっさり負けてる場合か…
↓彰俊、場外ブレーンバスター。


マイバッハの肩から腕にかけ、何やら水色の線が。



第4試合は前半戦最大の見せ場、越中詩郎復帰戦。藤波と組んで小川&雅央と対戦。
入場からもう期待感で場内が膨らみます。先に小川組が入り、越中、藤波のテーマがそれぞれ流れて、
2人が入場。ベテランながら鍛えられた身体が素晴らしい。藤波のセコンドには息子のレオナ(漢字失念)君が。
越中のケツを中心に雅央ワールド、小川のテクニック、藤波の存在感、すべてが絵になります。
いずれも「全日本」「新日本」で育った人たち。やはりそこで鍛えたものはいくらベテランになっても変わらないんだなと。
最後は越中の雪崩式ケツから、藤波のドラゴンスリーパーで雅央に勝利。藤波と小川はシングルでも見たい。
こういう試合…第一線を退いたベテランが前半戦を盛り上げてくれるのが理想。越中も藤波も、NOAHはどんどん呼んでほしい。
この試合の写真を3つ。度々言いますが画質悪くてすみません。









第5試合ではヨネvs中嶋勝彦。
事実上のGHC次期挑戦者決定戦、と思って見ていたけど、やはりその通りでした。
そしてこの試合が休憩前では一番盛り上がった!!とにかくひたすら蹴り合う男2人!!
勝彦は先のタッグリーグでKENTAに肉薄していたし、勝ってGHC挑戦に名乗りをあげてほしかったけど…
この日はヨネの気迫が上回りました。蹴り合い、張り合いでは若い中嶋に引かず、むしろ蹴り倒す。
最後キン肉で決めましたが、とにかく気合いの入った一戦、どちらも逃げない。こういうのがお客さんの心に残ります。
華麗な技や飛び技がなくても、いくらでも盛り上げられる。だからプロレスは面白いのです。



第6試合では大仁田厚登場。NOAHはNO MERCYの杉浦、高山、平柳。杉浦は迷彩服、玄藩は「夏休み風」で、
虫取り網、水鉄砲も持っていたようだけど、水鉄砲はちょっと私の席からはわからず。
大仁田は入場からやっぱり盛り上がる。杉浦とエプロン挟んで睨みあい、毒霧吹いてスタート。
下の写真で確認していただければいいですが、とにかくここが「プロレスの保守本流」と言われるNOAHか?!
という空間。ハチャメチャというか、ゴチャゴチャというか…
その中で私が先日キーマンに挙げていた玄藩が意外な活躍を見せます。虫取り網で矢口を捕獲、
プロレスはうまい保坂と渡り合い、大仁田にはまさかの股間キャッチ。玄藩が光ってました。
しかし邪道軍は3人意外にも多数来場し乱入。まー、ひどいというかなんと言うか…
最後は玄藩が椅子の上に設置した有刺鉄線ボードの上へのパワーボムで玉砕。最後もNOAH側は玄藩が魅せました。

…で、杉浦は?!
そう、この試合、杉浦の見せ場がほとんど無かったのです。オリンピック予選スラムを決めたのは矢口のほうだったし。
途中、スピアーで大仁田を吹っ飛ばした場面はありましたが、煽りVで流れた特訓(オリンピック金メダリストの米満選手と)の、
中で生まれた「米満リフト」どころではなく、出番らしい出番がなかった。少なくとも私にはそう見えました。
高山は有刺鉄線バットを振り回したりしましたが…スギにはやりにくかったか、スギが悪いというつもりもないですが。
そして試合自体も、8分台であっさり終了。やや期待ハズレ。
大仁田の杉浦への「負け犬は帰れ!」というマイクで怒ったファンが物を投げるなんて事もありましたが…
(物を投げるのはよくないです。大仁田によれば生卵もあったようだけど、とにかくいくら怒ってもそれだけはいけない)
で、さんざん憎まれて役目をしっかり果たした大仁田ですが、最後に「NOAHファンの皆さん!ありがとうございました!」と、
邪道軍一同で礼。うーん、礼儀正しいのか、何なのか。また見たいかどうかは人それぞれでしょう。
ただ、こういうデスマッチ形式に飛び込んでいけるのじゃないと。杉浦は次、シングルでやるかな?
開始前。NOAHのリングがデスマッチ仕様に…


杉浦とにらみ合う大仁田、を2枚。




有刺鉄線ボードへのパワーボム。



休憩を挟んで残り3つ。
第7試合はGHCジュニア。王者・石森にスペル・クレイジーが挑戦、果てなきルチャの攻防に期待が高まります。
入場からまず魅せてくれました。石森はいつもの「カンナムスタイル」で入りますが今回は女性バックダンサー4名付き!!
踊りもいつもとバージョンが違って長く、場内はタオルやポンポンもつ人で盛り上がる!!
これは良かった。こういうショーで盛り上げるのは大事ですね。
ダンサーと踊る様子。画質(ry




クレイジーもソンブレロ被って踊りながら、そしてメキシカンレスラー達と入場。サント孫が白いマスクにしていた。

ところが、試合内容が…期待してしまったからでしょうか、正直、期待ハズレでした。
いや、クレイジーのスタンド席からのケプラーダ(高い!ヤバイ!)、石森の空中技など、
見どころも多かったんですがね、中盤から「あれ?何か噛み合わないぞ…」という雰囲気に。
クレイジーの丸め込みも驚くようなものではなく、ムーンサルトをコーナー三段活用した(最後は避けられた)のが目立ったくらい、
石森もいつもの石森を超えるようなものはなく、コーナー上の攻防を制すると、450°スプラッシュ連発で勝利。
他の試合ならそこで決まらず、石森のラリアット、レヴォルシオンといくところですが…
クレイジーは暑さにまいったか、スタミナの問題か…
とにかく石森は防衛。これで5つ。試合後には第2試合でさらに評価を高めたザック・セイバーJrが挑戦表明。
しかも日本語超うまい!!石森も「盛り上げよう」と応じ、さわやかにタイトル戦が決まりました。
ザックの流暢な日本語を聞くだけでも、この試合は見る価値がありますね。


最後にセミファイナル、GHCタッグ選手権。王者新日本の矢野&飯塚に「TMDK」マイキー&シェインが挑戦。
5・12に続いて連続挑戦はNOAHでは珍しい。ちなみに一部ではTMDKを「ニコルス・ヘイスト組」と書かれてるけど、
どう考えても、マイキー、シェインのほうが呼びやすい。
入場時にはタオルを振り回し、観客もそれに応える!!完全にNOAHの一員。

試合前にTMDKの奇襲で始まり、なんとシェインはコーナーから鉄柵超え超ビッグジャンプニールキック!!
これは凄かった!!場内の大歓声を引き出します。本当にシェインはすごいよ。
マイキーはコーナーマット外しになぜか取り掛かるもうまくいかない!なんて場面も。
序盤はTMDKが「ラフにはラフを」という雰囲気もあったけど、それが逆に矢野飯塚に火をつけたか、
矢野飯塚の攻めは半端ない、容赦ない、うまい、ズルい、それは恐ろしいものでした。
極悪非道なれどまさに王者。普通に考えればTMDK戴冠の試合なんです。でも、最後まで王者組が勝ってもおかしくない雰囲気でした。
その王者組の非道さは2人を流血させることで観客に大きくアピール。矢野は木槌まで持ち出します。
逆にTMDKは流血を乗り越えて…という展開に。
場内では王者組が圧倒。飯塚は客から椅子を大量に奪い、こんなことまで(下の写真)。ちょっとモメたようですが…

一部の観客の飲み物がこぼれるなどしていたようにも見え、少しやりすぎかとも思いましたが、
この日は大仁田に物を投げたファンもいましたからね、ファンもレスラーも少し考えてほしいなあ、なんて思いました。

試合は荒れに荒れ、流血しながら必死で耐えるシェイン、マイキーも大流血。
飯塚はタッチロープじゃ飽き足らず、マイクコードでもシェインの首を絞める。子どもは見てはいけない…
それでも踏ん張ったTMDK、マイキーのラリアット、シェインのエルボースマッシュ連打、
さらに数々の合体技!そしてアイアンフィンガーの誤爆から一気に攻めるTMDK、
最後は2人で飯塚にサンダーバレーを決めると3カウント!!ついにTMDKが王者に!!矢野飯塚を降した!!
本当にこれはうれしかった。TMDK推しの自分、先の後楽園で買ったTMDKTシャツ(サイン入り)を着て応援。
応援した甲斐がありました。途中はあまりの矢野飯塚の非道に発狂寸前でしたが(笑)


しかし矢野飯塚もNOAHに話題を提供し、「崇高」「崇コーナー」などの流行語?を作り、
またTMDKを成長もさせ、NOAHに多大な貢献をしたと思います。試合もNOAHでは見れない風景でしたし。

TMDKはベルトを受け取ると何度も誇示。これからの防衛ロードが楽しみ。
もう一段強くなって、個人ではGHCシングルに挑戦してもいいと思います。

写真を。サンダーバレー(合体パワーボムのような技)が決まった瞬間。


ベルトをもらった時。流血がひどいマイキーはすぐ浅子トレーナーが手当て。


勝ち名乗り!!


記念撮影。


恒例のエプロンに腰掛けてのアピール。こっち側でありがとう!!



以上です。
長くなりました。お読み頂いてありがとうございます。
もう次の日曜には後楽園ですね。

また、見たこと、感じたことを長い文章で書いていきます。
おヒマな方はお読みいただけますと、幸いです。

それにしても、やっぱりプロレスは面白いですね。
暑かったけど、いい一日でした。


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7・7プロレスリング・ノア有明コロシアム大会観戦記(1)メイン・KENTA-丸藤。

2013-07-08 00:32:09 | プロレス
KENTA-丸藤。

このカードが過去ベストバウトを取った時(2006.10.29)、何がすごかったのかと言えば、
その年の1月(2006.1.22)にJrヘビー級のタイトル戦でやった試合が、素晴らしく良くて、
その日のメイン(秋山-田上)を食ったぐらいの試合だったのに、
10月のGHCヘビーでの再戦では、1月のさらに上…いやはるか上をいく試合をしたことでした。

その時KENTA25歳、丸藤27歳。
あれから7年。
今日時点でKENTA32歳、丸藤33歳。
プロレスラーとして一番いい時期に来ている二人が、
久しぶりにタイトルマッチで戦いました。

7年前の試合を上回ったかどうかはわかりませんが、
この日有明コロシアムに集まった観客に、満足以上のものを提供したことは間違いありません。
いい試合になるであろうことは容易に想像できますが、さらにその上を見せてくれたと思います。

36分42秒。

猛暑の東京でのビッグマッチ。そしておそらくはこの2人の試合中には雨が降っていたと思います。
7月7日、七夕に降る雨は「催涙雨」と呼ばれるそうで、伝説上は織姫と彦星が流す涙だそうですが、
おそらくはこの試合に感動した三沢さんや、この試合を見ずに亡くなった方々の、涙だったのではないでしょうか。


試合を振り返りますが、私の文章力では、この試合の素晴らしさは伝えきれません。
試合を生で見ていない方は、映像でご覧下さい。G+で見れます。

序盤はKENTAが丸藤の腹部を蹴りやキチンシンクなどで集中的に攻め、丸藤を悶絶させます。
中盤は丸藤がペースを奪い返し、エプロンへ落とすブレーンバスター、エプロンでのパイルドライバーなどで、
KENTAが場外で悶絶します。一進一退というより、どちらかがペースを握ってました。
この2人はとにかく下手に精神面をぶつけあうシーンが少なく、純粋に技量を前面に出して争います。
なので攻防が間断することなく紡がれます。紡ぎあう試合が特徴ですね。
中盤、丸藤は鉄柵外にKENTAを蹴り飛ばすと、鉄柵をリング側に引き寄せ鉄柵越えケプラーダを狙います。
しかしKENTAは意外や意外、すぐに立ち上がってそれを阻止。
逆に丸藤を鉄柵上にボディスラムでたたきつけると、鉄柵外に寝かせ、自分はコーナートップから鉄柵越えフットスタンプ!
大一番でのKENTAの見せ場です。それまで腹部を攻めてきたのがここで一気に効きます。

この日は、NOAH内では圧倒的な支持を受けるKENTAですが、丸藤への声援も多かった。
また、丸藤は逆水平チョップが意外に威力を見せ、KENTAを苦しめます。トラースキックもバンバン決まります。
7年前より違う点を上げれば、2人ともやはり「重さ」が出てきたことでしょう。
スピードは以前ほどはありませんが、技の1つ1つが重い。

その後、KENTAがエプロンからのタイガースープレックスを狙うも、丸藤が切り返し、
エプロン側から駆け上る不知火!KENTAはエプロンに三度、叩きつけられます。
そしてKENTAが戻らんとするとすかさずfromコーナーtoコーナー!
この後は両者のスープレックスが決まる。KENTAは美しいブリッジのタイガー。
丸藤は最近よく見せる、自分もジャンプして高いところから落とす投げ捨てジャーマン連続式。
さらにはKENTAのラリアット、丸藤のトラースキックで両者ダウン、場内大喝采の場面へ。

攻防が連続します。この日KENTAはgameoverには1度だけトライ。そこには拘らなかったか。
歓声は止みません。気がついたら20分、25分、30分。開始が18時過ぎだったため、60分もあるか?!と思いましたが…

最初に戴冠のチャンスをつかんだのは丸藤。
通常の不知火から不知火・改へいこうとするもここはKENTAに踏ん張られ、
両者危ない形で落ちる。どうやらKENTAがDDTで切り返していたが、ヒャッとする場面だった。
頭を打って危ない丸藤。しかし再びコーナー上への攻防を制すると、丸藤が今度こその不知火・改!
久しぶりに見たかも?しかしKENTAも3カウントは許さず。
さらに丸藤は虎王!先週の後楽園同様ズバリ決まるとポールシフト!!完璧な決まり方!!
王座移動か…!?ところがKENTAが肩を上げて場内大爆発!!
ならばと丸藤、これで最後とばかりにタイガーフロウジョンを狙うと、KENTAが逆に担ぎ上げ…

担ぎ上げ…?go2sleepの体勢…?
あれ…?いつもと相手の体勢(裏表)が逆…?
!!!裏・go2sleepだ!!!!
たぶん初めて見た!!(はず)

これが私は勝敗を分けたと思います。

この後、両者の打撃戦となり、もはや精神力の勝負に。攻防だけでは相手を凌ぎきれない。
そして相手の心を折ったのはKENTAでした。カウンターのヒザ、そしてクロスカウンター式のパンチ。
座った丸藤への側頭部へのキック。これで完全に丸藤が動けなくなります。
そしてgo2sleep。一度は丸藤が返し、場内沸騰しますが、2度目をすぐさま決めて場内の大合唱と共に3カウント。
KENTAもガッチリと丸藤を抱えて、それを聞きました。
KENTA勝利、そして王座防衛。七夕決戦を制しました。


試合後、KENTAは戻ってきたベルトを大事そうに胸に抱えます。
死闘でした。その上で戻ってきたベルト。感慨もひとしおだったでしょう。

丸藤は立ち上がるとKENTAのベルトを一旦持つと、KENTAの肩にかけて、ベルトに拳を1つ。
「今日は、オマエのものだ」というメッセージのように見えました。

その後、ヨネが入ってきて挑戦表明。ブーイングの場内。
何のことはない、ヨネにブーイングってより、これだけ最高の試合したのに、
余韻を楽しませずにヨネが入って来たことへのブーイングです。私は要らなかったと思います。
来週当たるんだし、そこでよかったじゃないの…


KENTAはインタビューで「丸藤はやっぱり素晴らしい」と褒めた後、
自分のやっている事への「使命感」そしてNOAHのプロレスへの「誇り」を語っていました。
そして有明だけじゃなく、どこの土地でも精一杯やっていくと改めて宣言。
また有明コロシアム上半分はクローズなのを意識したような発言もあり、
「一人でもたくさんの人にNOAHのプロレスを届けたい」と語りました。
やはり、試合もマイクもカッコいい。気持ちが入っている。


KENTAの声はかすれていました。それが激闘の何よりの証でしょう。
今までこういうことは一度もなかった。
最後にはこの日のメインで日テレの矢島アナがプロレスから離れることを紹介し、
場内の「ヤジマ」コールを引き出してから退場。
最後までカッコいい男でした。

これがプロレス界のベストバウトになるかどうかはわかりません。それは東スポが決める事。
ただ、私の中では、今年これまでのベストバウトです。


長くなりました。最後にメインの写真をUPして終わりにします。
他の試合は明日以降に…セミではGHCタッグ、ついにTMDKが戴冠!
GHCジュニアはやや期待ハズレも盛り上がった、ヨネ-勝彦の蹴撃戦!などなど後ほど書きます。

有明コロシアムを出ると雨が降っていたことに気づきます。
でも上がっていました。雨が上がったとはいえ、暑い夜でしたが、試合の熱気もいつまでも冷めませんでした。

丸藤入場。神妙だった印象。


KENTA入場。今日は白のTシャツを2枚投げ入れ。


タイトルマッチ宣言は日テレの人。


ゴング寸前。これ以後は一切、写真もツイートもやめました。


試合後。KENTAと丸藤、心で会話のシーン。握手や抱擁よりいいかも。


負けて引き上げる丸藤。画質悪くてすみません。リング上にいる一般人はG+視聴者代表。記念撮影できました。


ヨネが挑戦表明。KENTAは挑発しますがヨネも張り手一発。


KENTAマイク。後ろの客席が見えますが、これまでの有コロより、後ろのほうまで結構入ってました。


アナウンサーとのやりとり。少し離れてのインタビュー。ずっとマイク持ってたKENTA。


マイク映像もう1つ。


王者、威風堂々。


コーナーに上ってアピール。リングサイドには人は集まらなかったな…


おまけ。中央で頭を下げているのが、プロレスを離れる矢島アナウンサーです。ヤジマコールへの礼でした。


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タイガース勝利!榎田久々の3勝目。

2013-07-06 22:32:24 | 阪神Tigers
※プロレスリング・ノアの明日の見どころは1つ下の記事です。

全く見れていないんですが、
タイガースは広島に勝って連勝、読売が負けてその差3.5としました。

榎田が6回無失点の好投。左肘の不調云々が言われてましたが、大丈夫だったようですね。
これで先発が1枚余裕ができました。ここまで好投しても報われないことも多かったけど、
今日は堂々の勝ち星。

相変わらず不調の打線は7回に押し出しと坂のタイムリーで3点。
昨日と同じ点…今成が3安打と好調キープ。でももっと点を取らないと。
日高がケガをしたようですが大丈夫だろうか。

7回からは安藤が2失点も、加藤福原とつないで火消し。
敵地広島で連勝となりました。
貯金も10に戻し、明日は…まあいいか。
藤浪vsマエケン。
藤浪どうこうより打線の奮起に期待しましょう。

てか、今日でタイガースも今年の折り返し。貯金10なら悪くないですね。


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明日は!NOAH有明コロシアム大会!!

2013-07-06 12:38:21 | プロレス
明日はプロレスリング・ノ有明コロシアム大会です。
久しぶりの有明コロシアムですね。15:00からスタートです。

メインはGHCヘビー級選手権試合。王者・KENTAvs挑戦者・丸藤正道。
かつて東スポ制定プロレス大賞のベストバウトも獲得したカードが、
久々に両者のコンディションが良い中で実現です。
ベストバウトや60分フルタイムやった以降は復帰戦での対戦が多かったですが…
あの頃より年齢と経験を重ね、また新たなKENTA-丸藤を見せてくれると思います。
そしてこれは今のNOAHにとっての切り札。
これを切ってきた以上は、観客動員もある程度格好はつけないといけません。

日本武道館を事実上撤退し、ビッグマッチ会場として有明コロシアムを使っていますが、
(去年とかは両国も使ったけど)
動員には苦戦した印象しかありません。
KENTA戴冠の期待が大きかった、2011年末の潮崎-KENTA戦はよく入りました。あれを上回れるか。

とはいえ、観客がたくさん入っても内容がダメではいけません。
まず内容をしっかりしたものを見せてほしいですね。
5月の方舟新章からいい状態が僅かながら見えつつある中でのビッグマッチ。
さらにいい方向へ向かわせるためにも、成功してほしいと思います。


他のカードではGHCタッグ。矢野&飯塚組vsTMDKマイキー&シェイン。
新日本の2人というより悪の王者組からベルトを取り返してほしい思いは、NOAHファン共通。
TMDKはNOAH所属レスラーにもなったし、前回負けてる以上は今回は取らないと。
ただ、矢野飯塚が持っていて面白くなかったかといえばそれは違う。
いや、むしろ面白かった。NOAHに新しい風景をもたらした(良くはない風景だけど)のも事実。
なので、持ち続けてもいいよなあ…との気持ちもあります(笑)
しかし私はTMDKのTシャツを買った以上、TMDK応援に徹します。


GHCジュニアでは王者石森にスペル・クレイジーが挑戦。
ルチャの技術を持つ2人の攻防、派手な飛び技には注目です。
これはもう、どのカードよりも心を空っぽにして、思い切り楽しんだほうがいいと思います。
そして2人の入場シーンも注目。踊りながらの入場で有明コロシアムが盛り上がるでしょう。


他には邪道・大仁田厚が昨年の両国以来のNOAH登場。6人タッグでデスマッチです。
NOAHは杉浦・高山・平柳が登場。杉浦が大仁田相手にどう戦うか?楽しみですが、
私の注目はむしろ平柳。悪童キャラですが、決してラフがうまいと思っていません。
大仁田・矢口・保坂というデスマッチ界のベテラン相手にどう戦うか、何を学ぶか、です。

他には勢いが出てきたモハメドヨネに健介オフィスの中嶋勝彦がぶつかるシングル、
さまよえるマイバッハは斎藤彰俊とシングル。このあたりは次期GHC挑戦者争いと言えるでしょう。

越中詩郎復帰戦もあります!パートナーにはなんと久々ノア登場の藤波辰爾!!
相手は小川&雅央という、あまりに渋い、渋すぎる面子。前半戦の大一番ですね。
越中は昨年の6・13で負傷。NOAHで復帰戦です。万全ならもっと上がってほしい。
藤波も同じく。NOAHに上がって、いろいろと教えてあげてほしいと思います。

他にはジュニア6人タッグ、熊野vsマイバッハSUWAJr。SUWAJrはもう正体現してもいいと思うけど…


あとは、とにかくケガの無いようにお願いします。


そんな見どころがある明日の有明コロシアム。
暑い中ですが、熱い戦いを見に行ってきます。
お時間ある方は15:00、有明へ!!


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